「こだわって育てている野菜の魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたい」
そんな想いから、ホームページ制作をご依頼くださったのが、千葉県八街市で農業を営む「アースロコファーマーズ」様です。
野菜の味わいや育て方はもちろん、畑の空気感や生産者の人柄まで伝わるサイトにするため、SHUMAN合同会社では構成・コピー・写真撮影まで一貫して担当しました。
本記事では、制作の背景や課題、サイト構成の工夫、現地での撮影内容まで、農家ならではの魅力をどのように表現したかを詳しくご紹介します。
クライアント紹介|アースロコファーマーズ様について

2025年5月に新規就農、千葉県八街市に拠点を構えるアースロコファーマーズ様は、とうもろこし・落花生・ピーマン・にんじんなどを中心に、多品種の野菜を栽培する現役農家です。
地域に根ざしながらも、ただ野菜を育てて売るだけでなく、「どうすればもっとおいしさやこだわりが伝わるか?」を常に考え、実践されています。
農薬や化学肥料に極力頼らず、手間ひまを惜しまない栽培スタイル。さらに、野菜の品種選びや土づくりにも強いこだわりがあり、農業に対する真摯な姿勢が印象的でした。
また、アースロコファーマーズ様は「農家として育てるだけでなく、伝える力も大切にしたい」と考え、InstagramなどのSNSでも積極的に情報発信を行っておられます。
とはいえ、SNSだけでは表現しきれない世界観や想いをきちんと伝える手段として、「ホームページの必要性」を感じ、私たちにご相談をいただきました。
ご依頼の背景と目的

「自分たちがどんな野菜を、どんな想いで育てているのかを、もっときちんと伝えたい」
佐倉と八街の中間地点である酒々井アウトレットのスタバにて対面での打ち合わせ時、アースロコファーマーズ様からの最初のご相談は、そんな一言から始まりました。
卸や野菜販売の中で、「どんな人が作っているの?」「農薬は使ってるの?」といった質問を受けることが多く、口頭では伝えきれない情報を補完できる手段として、ホームページの必要性を感じていたそうです。
また、Instagramで情報発信はしていたものの、SNSでは投稿が流れてしまい、情報が整理されて見えづらいという課題も抱えておられました。
とくに新しく出会ったお客様や、卸先・取引先などに向けて、「名刺代わりに“自信を持って”見せられるホームページが欲しい」とのご要望がありました。
さらに、商品紹介の写真や文章にも不安があり、「農業のことを分かってくれる人にお願いしたい」とご相談いただいたのも、SHUMAN合同会社を選んでいただいた理由のひとつです。
つまり今回のご依頼は、単なるホームページ制作ではなく、アースロコファーマーズの世界観を整理し、写真と言葉で丁寧に伝えるためのブランディングの一環でもありました。
SHUMANの対応内容と制作方針
アースロコファーマーズ様のホームページ制作では、Webサイトの構成設計からコピーライティング、写真撮影まで一貫して対応させていただきました。
誰が、どんな想いで、どんな環境で、育てているのか。
言葉だけでなく写真からもそれが伝わるよう、見た人の記憶に残る“農園のストーリー”を描くことを軸に制作方針を定めました。
構成・設計|シンプルかつストーリーが伝わる導線設計
まず大切にしたのは、「農家の想いが伝わる順番と構成」です。
ホームページに訪れる人の多くは、まず「どんな野菜を作っているのか」「どこで買えるのか」「どんな人が作っているのか」といった情報を求めています。
これらを自然な導線で把握できるように、
・トップページ(ファーストビューに想いと魅力)
・野菜紹介ページ(品目ごとの個性や食べ方を写真とともに)
・私たちについて(当人の経歴、栽培方法や農業へのこだわり)
・お客様の声(今後の運用用)
・アクセス情報(Googleマップ連携予定)
・お問い合わせ(ご希望によりInstagramに誘導)
といった基本の6構成を提案。
WordPressをベースに制作し、ご自身で更新できる仕様にすることで、運用コストを抑えながら継続的に活用できるように設計しました。
コピーライティング|現役農家の言葉を引き出す聞き書きスタイル
農業や野菜に対する想いを、うまく言葉にするのは難しいものです。
そこで今回は、ヒアリング内容をもとに構成案を提示しながら「聞き書き」の形で文章を構築しました。
現役農家の声をそのまま反映することで、営業トークではない“生の言葉”が伝わる文章に仕上げています。
写真撮影|野菜の鮮度と人の温度が伝わる構図

写真撮影では、農園に訪問し、数日にかけてさまざまなシーンを撮影しました。
新規就農で撮影できる作物が限られていること、作物の出来具合と天気に撮影日が左右されること、これらの懸念点がありましたが、密に連絡を取り合い、無事に撮影することができました。
・朝採れとうもろこしの収穫
・土の香りが漂う落花生の収穫風景
・作業に集中する横顔や笑顔
・空の広がりと畑の奥行き
など、ただきれいな写真ではなく、温度や匂いまで想像できる写真表現を意識。
野菜単体の写真も、ただ真俯瞰で並べるのではなく、背景の抜け感や自然光を活かしたアングルにすることで、「この野菜、食べてみたい」と思わせる情緒的な訴求を狙いました。
また、SNS運用も考慮し、Instagramに適した縦写真や背景ボケのあるアップ素材などもあわせて撮影。
WebとSNSの連携によって、どこで見ても「この農家いいな」と思ってもらえる統一感ある世界観を構築しています。
撮影は現在も継続しています。
制作後のサイト構成・デザインの紹介

完成したアースロコファーマーズ様のホームページは、ただの情報掲載ではなく、「見た瞬間に世界観が伝わるサイト」を目指して設計しました。
ロゴとカラーリングにこだわりが特に強く、アースロコファーマーズ様の人柄が出るようにデザインしています。
実際の公開サイトはこちらです。
訪れた人が“どんな農家なのか”を直感的に理解できるよう、写真と文章、余白と視線の流れを意識したレイアウトを採用しています。
以下に、各ページごとの構成とその狙いをご紹介します。
トップページ|農家の想いと畑の空気感を最初に伝える
ファーストビューには、畑で笑顔のお二人がトラクターの上に乗る写真を大きく配置。
その下には、「季節が届く、実りの贅沢」という野菜に対する姿勢を端的に伝えるメッセージコピーを配置し、一目で農園の価値観が伝わる導入構成としました。
また、ページ下部には旬の野菜紹介や、各ページへの誘導バナーを配置し、直感的なナビゲーションで初めて訪れた人にも迷わせない設計を意識しました。
野菜紹介ページ|品目ごとの魅力を見せる“商品カタログ”として

とうもろこし、ヤングコーン、さつまいも、落花生、ピーマン、にんじんなど、季節に応じて栽培している主力野菜を、それぞれの魅力が伝わるように紹介。
単なる栽培している野菜の一覧ではなく、販売時期、調理例、価格や送料なども交えた構成で、料理好きの方や飲食関係者にも響く内容にしています。
写真はそれぞれ、収穫時の様子やアップ写真を使用し、「食べてみたい」「新鮮そう」と感じてもらえるよう工夫。
スマートフォンでも見やすいよう、画像とテキストが自然に流れるレスポンシブ対応も施しています。
農園紹介ページ|“誰が、なぜ”育てているのかが伝わるストーリー構成
このページでは、土づくりへのこだわりや減農薬という栽培方針、品種の選定理由など、単なる農作業の説明ではなく“農業哲学”を伝える構成にしています。
また、作業中の写真や家族との様子なども交え、「この人が育てているなら信頼できそう」と思ってもらえるよう、農家の人柄とストーリーが自然に伝わる構成にこだわりました。
お客様の声ページ(将来的活用)|口コミ導線の設計
現在は準備段階ですが、今後はInstagramから購入した方の声、直売所の利用者や取引先などからいただいた感想を掲載する予定です。
導入時点でこの構成を用意しておくことで、今後の口コミ活用がしやすくなり、お客様のリアルな声を通じて信頼性を高めていく設計となっています。
アクセスページ|現在準備中のため、今後の訪問導線として整備予定
現在、圃場や作業場の場所は一般公開していないため、アクセスページは準備中となっています。
将来的には、直売や農園見学のタイミングにあわせて、訪問方法やお問合せ導線を掲載していく予定です。
現時点では、ブランドサイトとして世界観や商品情報を丁寧に伝えることを主目的としつつ、将来的な対面導線にも備えた構成を先回りして用意しています。
お客様の声(インタビュー・抜粋)
ホームページの完成後、アースロコファーマーズ様の蒔田竜一郎さん、畑寛太郎さんからは以下のようなお声をいただきました。
「正直、最初は何をどう伝えたらいいのかわからなかったんです。」
写真も文章もプロに頼むのは初めてで、最初は不安もありました。でも、スタバでの打ち合わせでこちらの話をじっくり聞いてくださって、「これなら任せられそう」と思いました。
撮影当日もリラックスした雰囲気で、普段通りに作業しているだけなのに、すごく良い写真を撮ってもらえて嬉しかったです。
「自分たちでは言葉にできなかったことを、うまく形にしてもらえた」
特に野菜紹介のページは、自分たちが感じている特徴や美味しさを、そのまま表現してくれていて、「これなら新しいお客さんにも伝わるな」と思いました。
実際にサイトを見てくれた知人からも「野菜うまそ!」と言ってもらえて、自信を持って紹介できるホームページになりました。
大変うれしいお言葉です。
制作の過程では、何度かの原稿確認や写真セレクトのやりとりを重ねながら、一緒に作り上げる感覚を大切にしたことが、信頼関係と満足度につながったと感じています。
SHUMANでは「作って終わり」ではなく、“想いをどう伝えるか”を一緒に考える制作パートナーとして、今後も寄り添ってまいります。
成果・今後の展望
アースロコファーマーズ様のホームページ公開後、まず大きな変化として実感されたのが、「自信を持って人に紹介できるようになった」という点でした。
卸先や直売所でのやりとりの中でも、「どんな農家さんなのか」「どういうこだわりで育てているのか」を説明する際に、サイトのURLを見せるだけで話が早くなる場面が増えたそうです。
また、Instagramのプロフィールにホームページへのリンクを設置したことで、SNSから訪問してくる新規ユーザーも少しずつ増加。SNSとホームページの役割を補完し合う導線が機能し始めています。
さらに、SHUMAN合同会社代表の嶋津がSEOやコンテンツマーケティングを得意としていることもあり、今後は収穫時期のお知らせや野菜のレシピ紹介など、コンテンツの更新を通じて既存顧客との関係性を深めていく予定です。
現在準備中の「お客様の声」ページや、将来的なオンラインショップ販売への導線設計なども視野に入っており、単なるブランドサイトにとどまらず、“育てていけるWebサイト”としての活用が本格的に動き始めています。
2025年7月からブログの運用を開始、野菜通販サイトのレビュー記事なども熱心に情報発信されています。
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まとめ|SHUMAN合同会社の強み
アースロコファーマーズ様のホームページ制作を通じて、私たちSHUMAN合同会社が大切にしたのは、「見た目のきれいさ」だけでなく「伝える力」「続けられる力」を兼ね備えたWebサイトに仕上げることでした。
農家のように、日々の積み重ねや丁寧な手仕事を大切にする仕事では、その想いや空気感をどう伝えるかが集客や信頼構築に直結します。
SHUMANでは、構成・ライティング・写真撮影・SEOのすべてを一貫して対応することで、依頼主の負担を最小限にしながら、最大限の価値が伝わる仕組みをご提案しています。
とくに、農業・地域事業・個人商店など、情報発信が苦手になりがちな分野にこそ、「言葉とビジュアルの整理」を通じたブランディングの力が必要です。
「つくるだけでなく、育てていくサイトを」
そんな方はぜひ一度、お気軽に私たちにご相談ください。
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