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サーチコンソールの表示回数が減少?原因を切り分ける5つの順番

サーチコンソールの表示回数が減少したときに原因を切り分ける5つの順番をまとめたアイキャッチ。評価が落ちたと決める前にGoogleの事情から国までを画面で分けて見る

【運営元より】
本記事は、千葉県佐倉市でWeb集客支援を行っているSHUMAN合同会社が書いています。

嶋津文仁

Webマーケティングの実務は15年以上です。お金・健康・仕事という、Googleが最も厳しく品質を見る分野(YMYL)を担当し、検索上位を出してきました。SEO記事制作は500本以上。いまは千葉県の地域ポータル「チバっす」を自社で運営しながら、県内の店舗と中小企業を支援しています。

サーチコンソールを開いたら表示回数のグラフが急に下がっていた。

Googleの評価が落ちたのか記事を直すべきなのか分からない。

表示回数のグラフを見て手が止まっている方に向けた記事です。

当社のサイトでも2026年9〜10月にサーチコンソールの表示回数が減りました。

そのとき使った見方を、店主さんが自分の画面で進められる順番にまとめます。

この記事で分かること

  • 表示回数が減少したときに原因を切り分ける5つの順番
  • サーチコンソールの表示回数とは何を数えた数字か
  • 5つで分けても減っているときに本当に落ちたページの探し方
  • 当社のサイトで表示回数が減ったときに分かったこと
  • 2025〜2026年に表示回数のまわりで起きた外の出来事
  • 表示回数が急増したときの見方としないこと
  1. 結論 サーチコンソールの表示回数が減少したら評価が落ちたと決める前に5つを分ける
    1. 最初に見るのはクリック数と平均掲載順位
  2. サーチコンソールの表示回数が減少したら原因を切り分ける5つの順番
    1. 1 Googleの事情を見る
    2. 2 ほかのサイトも同じ時期に減ったかを見る
    3. 3 端末で分ける
    4. 4 順位の幅で分ける
    5. 5 国で分ける
    6. 5つを見るときの目安
  3. サーチコンソールの表示回数とは?減ったと決める前に数え方を知る
    1. 表示回数は検索結果にリンクが出た回数
    2. サーチコンソールのクリック数と表示回数の違い
    3. Googleの数え方の事情でも表示回数は動く
  4. 5つで分けても表示回数が減っているときは本当に落ちたページと語を探す
    1. サーチコンソールのクリック数も減少しているか
    2. 検索量のある語だけ順位が落ちていないか
    3. ページが検索に登録されているかをURL検査で見る
    4. 「手動による対策」に何も出ていないか
    5. 順位はGoogleで実際に調べて確かめる
  5. 当社のサーチコンソールの表示回数が減った2026年9〜10月に5つを回した結果
    1. 1番目 この時期のGoogleの更新はスパムの更新だけだった
    2. 2番目 同じ時期にほかのサイトは伸びていた
    3. 3番目 端末で分けるとパソコンが大きく減っていた
    4. 4番目 順位の幅で分けると深い順位の表示が消えていた
    5. 5番目 国で分けると海外の山が消えていた
    6. ロギングエラーと100件表示はこの減りの理由ではない
    7. 減った分の原因は言い切らない
  6. 9〜10月にサーチコンソールの表示回数が減ったときに知っておきたい外の出来事
    1. 2025年9月 検索結果の100件表示が使えなくなったとされる件
    2. 2026年10月 順位を調べるツールの結果がずれるとされる件
    3. 2026年9月24日から Googleのスパムの更新
  7. サーチコンソールの表示回数が急増したときも同じ5つで見る
  8. 表示回数が減ったときにしないことと残しておくこと
    1. 原因が分かるまでサイトに手を入れない
    2. 減った日と直した日をメモに残す
    3. 業者のレポートで表示回数が減ったと言われたら
  9. サーチコンソールの表示回数が減少したときのよくある質問
  10. まとめ サーチコンソールの表示回数が減少したら切り分けてから直す
  11. 出典・参考文献

結論 サーチコンソールの表示回数が減少したら評価が落ちたと決める前に5つを分ける

サーチコンソールの表示回数が減ったら分ける5つの順番は、データ異常のページと更新の時期でGoogleの事情を見る・同じ時期にほかのサイトも減ったかを見る・パソコンだけ減っていないかを見る・11位より下のクリック0の表示だけかを見る・海外の表示が山になっていないかを見る

サーチコンソールの表示回数が減ったら、評価が落ちたと決める前に次の5つで分けて見ます。

  1. Googleの事情
    → データ異常のページとGoogleの更新の時期を見る
  2. ほかのサイト
    → 同じ時期にほかのサイトも減ったかを見る
  3. 端末
    → パソコンとスマホのどちらで減ったかを見る
  4. 順位の幅
    → 11位より下のクリックが無い表示だけ減っていないかを見る
  5. 国
    → 日本以外からの表示が山になっていないかを見る

表示回数は人が見たかどうかとは別に数える数字です。

Googleの数え方が変わるだけでも上下します。

5つで分けると減った分が人の見る場所かどうかが見えてきます。

記事やタイトルを直すのは本当に落ちたページが見つかってからで間に合います。

最初に見るのはクリック数と平均掲載順位

5つに入る前にグラフの上のクリック数と平均掲載順位も見てください。

表示回数が大きく減ってもクリック数がほぼ同じなら、人の検索が減ったとは言いにくいからです。

SHUMAN合同会社 代表 嶋津
SHUMAN合同会社 代表 嶋津

特に表示回数は振れ幅が大きいので、クリック数と平均順位の過剰な下落を確認したら何かしらの原因があります。

平均掲載順位は数字が大きくなるほど順位が下がったことを表します。

クリック数が減って平均掲載順位の数字も大きくなっていれば、本当に落ちたページがあると考えて先へ進みます。

サーチコンソールの表示回数が減少して自分のサイトの土台が心配なら、外から測るWeb現状診断が近道です。

検索から見える状態かどうかを、当社が外から24項目で測ります
見るのは題名・説明文・スマホでの読みやすさなどの24項目です(Web現状診断・11,000円・税込)。

サーチコンソールの画面を当社が見る診断ではありません。

サーチコンソールの表示回数が減少したら原因を切り分ける5つの順番

表示回数が減ったときの5つの順番を見るサーチコンソールの画面は、Googleの事情がデータ異常のページと検索ステータス、ほかのサイトが同じ期間の比較、端末がデバイスのタブ、順位の幅がクエリの表と平均掲載順位、国が国のタブ

ここからは5つをサーチコンソールの画面で順に見ていきます。

開くのは左のメニューの「検索パフォーマンス」です。

減る前と減ったあとを同じ長さの期間で並べると比べやすくなります。

ヘルプには今週と先週のように違う期間を並べて比べる使い方が書かれています1。

1 Googleの事情を見る

最初にサーチコンソールのデータ異常のページを開きます。

減った時期に当てはまる項目が無いかを探します。

次にGoogle検索ステータスのページでその時期の更新を見ます。

更新の名前と始まった日が並んでいるので、表示回数が減った日と見比べます。

どちらにも当てはまるものが無ければGoogleの事情はひとまず外します。

2 ほかのサイトも同じ時期に減ったかを見る

同じGoogleアカウントにほかのサイトも登録しているなら、同じ期間で表示回数を並べます。

ほかのサイトが減っていなければ自分のサイトの事情を疑います。

サイトが1つしかないときは前の年の同じ時期と比べます。

ただ前の年の数字がGoogleのロギングエラーの期間に入っていると、今の数字が減って見えることがあります。

その期間は2025年5月13日から2026年4月27日までです。

くわしくは次の章の表示回数の数え方で書きます。

3 端末で分ける

「デバイス」のタブを開くと端末ごとの表示回数が分かれて出ます。

ヘルプには2つのデバイスを並べて比べる使い方もあります2。

お客さんがスマホでお店を調べるなら、見たいのはスマホの数字です。

パソコンだけが大きく減ってスマホがあまり変わらないなら、人の検索が減ったとは決めにくくなります。

4 順位の幅で分ける

グラフの上の「平均掲載順位」を選ぶとクエリの表に順位の列が出ます。

減る前と減ったあとで11位より下の語がどれだけ減ったかを見ます。

そのときクリックの列が0のままかもあわせて見ます。

11位より下でクリックが無い表示だけが減ったなら、人が見て押していた表示ではなかった可能性があります。

1〜10位の語の表示とクリックが残っていればページの評価が落ちたとは言いにくくなります。

5 国で分ける

最後に「国」のタブで日本以外からの表示を見ます。

日本のお店なのに一時だけ海外からの表示が山になっていることがあります。

その山が消えると日本の検索が同じでも合計の表示回数は減ります。

国を日本に絞って比べ直すと本当の減り方に近づきます。

5つを見るときの目安

5つは書いた順に見ると手間の少ないものから片づきます。

順番見る画面減っても慌てなくてよい形
1 Googleの事情データ異常・検索ステータス当てはまる項目がある
2 ほかのサイト同じ期間の表示回数ほかのサイトも同じように減った
3 端末「デバイス」のタブパソコンだけ減った
4 順位の幅クエリの表の順位11位より下のクリック0だけ減った
5 国「国」のタブ海外の山が消えただけ

どれにも当てはまらずクリック数と平均掲載順位も大きく落ちているなら、本当に落ちたページを探す段階です。

サーチコンソールの表示回数とは?減ったと決める前に数え方を知る

サーチコンソールの表示回数は検索結果にリンクが出たらスクロールしなくても数え、もっと見るを押さないと出ないリンクは数えず、同じ検索で何度も見えても1回と数え、クリック数は人が押した回数として別に数える

サーチコンソールは、英語の画面でSearch Consoleと書かれるGoogleの無料のサービスです。

何を1回と数えているかを知っておくと、表示回数が減っても慌てずに済みます。

表示回数は検索結果にリンクが出た回数

ヘルプは、表示とは検索結果でサイトへのリンクが見られたか見られた可能性があることだと説明しています3。

見られた可能性があれば数えるので、表示回数は人が実際に見た数とは限りません。

数え方の決まりで覚えておきたいのは次の3つです。

  • スクロールは関係ない
    → 画面の下のほうで誰も見ていなくても1回
  • 「もっと見る」の先は数えない
    → 押さないと出ないリンクは表示に入らない
  • 同じ検索の中は1回
    → 何度か見えても戻ってきても1回

スクロールされたかどうかは関係ないとヘルプにあります4。

押して続きを出す必要があるリンクは除かれます5。

同じ検索の中で何度か見えても複数回とは数えません6。

サーチコンソールのクリック数と表示回数の違い

クリック数は検索結果から外のページへ移ったクリックの数です7。

表示回数は出た回数でクリック数は人が押した回数です。

表示回数が減ってもクリック数が同じなら、押されない場所の表示が減ったと読めます。

平均掲載順位は表示されたときの順位を平均した数字です8。

深い順位の表示がまとめて消えると平均掲載順位は上がって見えます。

Googleの数え方の事情でも表示回数は動く

サーチコンソールのデータ異常のページによると、2025年5月13日から2026年4月27日までのロギングエラーで表示回数・平均CTR・平均掲載順位が動き、クリック数は影響を受けていない

データ異常のページには、2025年5月13日から2026年4月27日までのロギングエラーの項目があります9。

この期間は表示回数が正しく報告されていませんでした。

影響を受けた数字は次のとおりです。

  • 表示回数
    → 正しく報告されなかった
  • 平均CTR(クリック率)
    → 表示回数につられて動いた
  • 平均掲載順位
    → 表示回数につられて動いた
  • クリック数
    → 影響を受けていない

クリック数は影響を受けていないとはっきり書かれています10。

直ったあとに表示回数が減って見える可能性があるともこのページは書いています11。

表示回数だけが動いてクリック数が動かないときは、数え方の事情を疑う手がかりになります。

同じページには2026年5月7日からよくある質問のリッチリザルトが検索に出なくなった項目もあります12。

よくある質問の表示が多かったページはこの時期から表示回数が減っていることがあります。

5つで分けても表示回数が減っているときは本当に落ちたページと語を探す

5つで分けても表示回数が減っているときは、クリック数が一緒に減っているか、検索量のある語の順位が落ちていないか、URL検査でページが登録されているか、手動による対策に何も出ていないかを見る

5つのどれにも当てはまらずクリック数と平均掲載順位もそろって落ちているなら、どこかのページか語が本当に落ちています。

SHUMAN合同会社 代表 嶋津
SHUMAN合同会社 代表 嶋津

一つずつ紐解いていけば答えが見つかるので、焦らず確認してみてください。

探す順番は次のとおりです。

サーチコンソールのクリック数も減少しているか

まず表示回数と同じ時期にクリック数も減っているかを見ます。

クリック数も減っていれば人の検索が減ったか順位が落ちたと考えられます。

「ページ」のタブでクリック数が減ったページを並べると落ちたページが見つかります。

季節で探す人が増えたり減ったりする仕事なら前の年の同じ月とも比べます。

検索量のある語だけ順位が落ちていないか

落ちたページが分かったらそのページのクエリを順位と一緒に見ます。

月に数十回しか調べられない語は順位が残っていても表示回数への影響は小さめです。

探す人の多い語の順位が落ちると合計の表示回数は大きく減ります。

ある語を月に何回調べる人がいるかは、Google広告のキーワードプランナーで分かります。

ページが検索に登録されているかをURL検査で見る

「URL検査」にページのアドレスを入れるとGoogleに登録されたページの情報が出ます13。

登録されていないページはそもそも検索結果に出られません。

登録されているかの確かめ方はホームページが検索で出てこないときの記事にまとめました。

「手動による対策」に何も出ていないか

左のメニューの「手動による対策」も開きます。

ヘルプによると手動による対策を受けるとサイトの一部か全部が検索結果に出なくなります14。

ここに問題が出ていなければGoogleの担当者による対策は受けていません。

表示回数が減っただけで罰を受けたと考えなくて大丈夫です。

順位はGoogleで実際に調べて確かめる

最後に落ちたと思う語を自分のスマホのGoogleで調べます。

ログインしたままだと自分の見方が混ざるのでログアウトして調べるのがおすすめです。

順位を調べるツールの数字とサーチコンソールがずれるときも、実際の検索結果で確かめると迷いません。

表示回数が本当に減ったページを直す前に、題名や説明文などサイトの土台を一度測っておくと手を付ける順番が決まります。

表示回数が落ちたページの題名や説明文に抜けが無いかを、外から見ます
httpsで開けるか・スマホで読めるか・題名に出ていない言葉などを含む24項目です(Web現状診断・11,000円・税込)。

落ちた順位を取り戻す作業は診断の外です。

当社のサーチコンソールの表示回数が減った2026年9〜10月に5つを回した結果

当社のサイトのサーチコンソールで2026年8月31日〜9月13日と10月12日〜25日を比べた5つの結果。Googleの更新は9〜10月はスパムの更新だけ、ほかのサイトのチバっすは10,239回から24,435回に伸び、パソコンの表示は2,476回から666回でスマホは1,742回から893回、語が分かる分のパソコンの11〜50位は956回から223回でクリックは0回、米国からの表示は253回から29回

当社のサイトの表示回数は9月7日の週に2,168回あり、10月19日の週には670回でした。

8月3日の週は1,205回だったので、減る前に一度2倍近くまで上がっていたことになります。

週の数字はSEO対策は意味ない?の記事でも紹介しました。

SHUMAN合同会社 代表 嶋津
SHUMAN合同会社 代表 嶋津

過剰に表示回数が上がっている時点で違和感がありました。

これまでのこのサイトの動き方(表示回数・平均順位・クリック率の振れ幅)ではなく、他サイトでもあまり見ない動きがきっかけです。

道具の表示だと見た決め手は、Googleの告知・AIでの確認・その他サイトとの照らし合わせ・海外からの流入です。

Googleの告知からは表示回数の数え方そのものがずれることもあると分かります。

ただ2026年9〜10月の減りの理由をGoogleが告知したわけではありません。

ここからはこの減りをこの記事の5つの順番で見直します。

比べるのは8月31日〜9月13日と10月12日〜25日の2週間ずつです。

この2週間の表示回数は4,301回から1,584回に減りました(検索語が伏せられた分を含む)。

数字はどれも2026年11月1日に当社のサーチコンソールで取りました15。

1番目 この時期のGoogleの更新はスパムの更新だけだった

Google検索ステータスのページで9〜10月に重なる更新は9月24日からのスパムの更新だけでした16。

10月の項目はありませんでした。

データ異常のページにも2026年9〜10月の検索の表示回数に当てはまる項目は見当たりませんでした。

2番目 同じ時期にほかのサイトは伸びていた

当社は同じGoogleアカウントで、当社が運営する千葉県の地域ポータルメディアのチバっすも見ています。

同じ2週間で、チバっすの表示回数は10,239回から24,435回に増えていました(検索語が伏せられた分を含む)。

サーチコンソール全体の不具合なら、2つのサイトがそろって減るはずです。

ただチバっすは店名で調べられることが多く、当社のサイトとは調べられる語の種類が違います。

ほかのサイトと比べるときは調べられる語の違いも頭に入れておきます。

3番目 端末で分けるとパソコンが大きく減っていた

同じ2週間の表示回数はパソコンが2,476回から666回で、スマホが1,742回から893回でした(検索語が伏せられた分を含む)。

パソコンは4分の1ほどに減り、スマホは半分ほどでした。

クリックはパソコンが17回から4回で、スマホは28回から23回です。

表示回数の減り方に比べるとスマホのクリックはあまり減っていませんでした。

4番目 順位の幅で分けると深い順位の表示が消えていた

順位の幅で分けられるのは検索語が分かる分だけです。

パソコンの11〜50位の表示は956回から223回に減り、クリックはどちらの期間も0回でした。

スマホの1〜10位の表示は255回から358回に増えていました。

つまり人が押す上位の表示は減っていませんでした。

クリックの数も入れた表はSEO対策は意味ない?の記事に載せています。

5番目 国で分けると海外の山が消えていた

国で分けると9月には日本以外からの表示が山になっていました。

米国からの表示は9月14日の週に189回あり、10月19日の週には10回でした。

ロシアからの表示は9月7日の週に出始め、9月21日の週の49回を山に10月19日の週は1回です。

比べる2週間では米国が253回から29回で、ロシアが23回から15回でした。

どちらの国もクリックは0回です。

日本からの表示も3,901回から1,510回に減っているので、海外の山が消えたのは減った分の一部です。

ロギングエラーと100件表示はこの減りの理由ではない

表示回数の減り方を調べるとロギングエラーや100件表示の話がよく出てきます。

ただどちらも当社の2026年9〜10月の減りとは時期が違います。

  • ロギングエラー
    → 2026年4月27日までの話で9月より前に終わっている
  • 100件表示が使えなくなったという報道
    → 2025年9月ごろの話で1年前のこと

時期の合わない出来事を理由にすると本当の原因を探す手が止まります。

出来事の日付と自分のサイトで減った日が合っているかを必ず見比べてください。

減った分の原因は言い切らない

当社は順位を調べるツールの検索が表示回数に数えられていたと見ていますが、Googleが認めたわけではありません。

当社は原因を言い切らずにスマホの上位の表示とクリックを見ていくことにしました。

9〜10月にサーチコンソールの表示回数が減ったときに知っておきたい外の出来事

表示回数のまわりで起きた外の出来事は、公式に発表された2025年5月13日から2026年4月27日のロギングエラーと2026年9月24日からのスパムの更新、報道された2025年9月ごろの100件表示の終わりと2026年10月の順位ツールの結果のずれ

9〜10月の表示回数の話にはGoogleの発表と報道や推測が混ざっています。

ここでは2つを分けて並べます。

時期出来事出どころ
2025年5月13日〜2026年4月27日ロギングエラーで表示回数が正しく報告されなかったGoogleのデータ異常のページ
2025年9月ごろ検索結果の100件の表示が使えなくなった報道
(Googleの発表は見つからない)
2026年9月24日から約13日半Googleのスパムの更新Google検索ステータスのページ
2026年10月順位ツールの結果がずれることがある報道
(Semrushの発表)

2025年9月 検索結果の100件表示が使えなくなったとされる件

2025年9月ごろ検索結果を1ページに100件出す仕組みが使えなくなったと、海外のSEOのニュースが報じました17。

順位を調べるツールの中にはこの仕組みで100位まで取っていたものがあります。

その検索が表示回数に入っていたのではという見方も出ました。

ただGoogleは公式のページでこの変更を発表していません。

当社が探した範囲ではデータ異常のページにもこの時期の項目はありませんでした。

2026年10月 順位を調べるツールの結果がずれるとされる件

2026年10月には順位を調べるツールの会社Semrushが、自動の検索にふつうと違う結果が返ることがあると認めたと報じられました18。

この報道でもGoogleは確かめていないと書かれています。

サーチコンソールの表示回数にどう響いたかは分かっていません。

SEO業者のレポートで順位が急に動いたときは自分でGoogleを調べて確かめてください。

2026年9月24日から Googleのスパムの更新

Google検索ステータスのページでは2026年9月24日にスパムの更新が始まっています。

所要の期間は約13日半なので終わったのは10月8日ごろです。

スパムの更新はGoogleのポリシーに反するやり方を見つけるための更新です。

ふつうにページを作っているお店なら、まず1〜5の順番で分けてから考えます。

サーチコンソールの表示回数が急増したときも同じ5つで見る

表示回数が急に増えたときも喜ぶ前に同じ5つで分けます。

急増のときに見たいのは次の3つです。

  • クリック数
    → 表示回数と一緒に増えたか
  • 端末と順位の幅
    → スマホの1〜10位が増えたか
  • 国
    → 海外からの表示が急に増えていないか

表示回数だけが伸びてクリックが伸びないなら、急増の中身は人の検索ではないかもしれません。

海外やパソコンの深い順位の表示だけが増えたなら、しばらくして元に戻ることもあります。

表示回数より先に見たい数字は外壁塗装のSEO対策の記事で、10位以内に入っている語の数としてまとめました。

表示回数が減ったときにしないことと残しておくこと

表示回数が減ったときは手を動かす前に記録を残すほうが後で役立ちます。

原因が分かるまでサイトに手を入れない

5つで分けて原因が分かるまではサイトに手を入れないでください。

SHUMAN合同会社 代表 嶋津
SHUMAN合同会社 代表 嶋津

表示回数が急に減ったからといって、原因を突き止めていない段階であれこれとサイトをいじりまくるのはやめてください。

まずは様子をみて、原因を突き止めることが先決です。

何本も一度に直すと数字が戻ったときに何が効いたのか分からなくなります。

数え方の事情で減っただけなら直す前の記事のほうが良かったこともあり得ます。

直すのは本当に落ちたページと語が見つかってから1本ずつにします。

減った日と直した日をメモに残す

サーチコンソールのグラフには日付にメモを付ける機能があります。

Google検索セントラルのブログによると、グラフを右クリックして[メモを追加]を選ぶと120字までのメモを書けます19。

メモはそのサイトをサーチコンソールで見られる人みんなに見えます。

残しておきたいのは次の3つです。

  • 表示回数が減った日
    → グラフで下がり始めた日
  • 直した日と直した中身
    → どのページの何を変えたか
  • 外の出来事
    → Googleの更新が始まった日など

メモがあれば次に数字が動いたときに前回と同じ形かをすぐ比べられます。

メモを付けるにはふだんからグラフを開いていることが前提です。

SHUMAN合同会社 代表 嶋津
SHUMAN合同会社 代表 嶋津

できれば毎日、難しいなら週1回だけでもサーチコンソールを眺める時間を5分ほど作り、いろんなデータをチェックすることを習慣化するのがおすすめです。

業者のレポートで表示回数が減ったと言われたら

SEO業者のレポートで表示回数が減ったと言われたら、クリック数も減ったかを聞いてください。

端末と順位の幅で分けた数字も見せてもらうと、人の見る場所が減ったのかが分かります。

表示回数の合計だけで良い悪いを決めないことが大切です。

サーチコンソールの表示回数が減少したときのよくある質問

Q
サーチコンソールの表示回数が0になったのはなぜですか
A

まずURL検査と手動による対策を見ます。

ページが登録から外れていないかとGoogleの対策を受けていないかを確かめます。

どちらも問題が無ければデータ異常のページも見てください。

Q
表示回数が減ったのはペナルティですか
A

そうとは限りません。

「手動による対策」に何も出ていなければGoogleの担当者による対策は受けていません。

Q
ロギングエラーが直ったせいで今も表示回数が減っていますか
A

4月27日をまたいで比べると減って見えます。

それより後の時期どうしで比べて減っているなら別の理由を探します。

Q
順位が上がったのに表示回数が減ったのはなぜですか
A

深い順位の表示が消えた可能性があります。

深い順位の表示が減ると平均掲載順位は上がって見えます。

Q
クリック数は変わらず表示回数だけ減りました
A

慌てなくて大丈夫です。

押されない場所の表示が減っただけのこともあるので端末と順位の幅で確かめます。

Q
業者に表示回数が減ったと報告されました
A

クリック数も減ったかを聞いてください。

端末と順位の幅で分けた数字も見せてもらうと判断しやすくなります。

まとめ サーチコンソールの表示回数が減少したら切り分けてから直す

  • 最初に見ること
    → クリック数と平均掲載順位も一緒に落ちたか
  • 5つの順番
    → Googleの事情・ほかのサイト・端末・順位の幅・国
  • 本当に落ちたとき
    → クリック数・検索量のある語・URL検査・手動による対策
  • 外の出来事
    → ロギングエラーと100件表示の報道は2026年9〜10月の理由にならない
  • しないこと
    → 原因が分かるまでサイトに手を入れない
  • ふだんの習慣
    → 週1回5分でもサーチコンソールを眺める

サーチコンソールの表示回数が減っても、5つで分ければ直すべきかどうかが分かります。

表示回数は人が見たかどうかとは別に数える数字です。

グラフが下がった日をメモに残し、クリック数とスマホの上位の表示を1つずつ確かめてください。

サーチコンソールの表示回数が減少したのを機にサイトを見直すなら、今の状態を外から測ってから決めるのが近道です。

検索から見える状態とGoogleマップの今を、24項目で確かめます
診断の結果は、どこから直すかを決めるための30日分の一覧にしてお渡しします(Web現状診断・11,000円・税込)。

サーチコンソールの画面を見る作業や記事を直す作業は診断に入っていません。

順位や表示回数が増えることをお約束するものではありません。

出典・参考文献

資料の一覧を開く(19件)
  1. Search Console ヘルプ「高度なフィルタリングと比較」(2026年11月1日確認) ↩︎
  2. Search Console ヘルプ「高度なフィルタリングと比較」(2026年11月1日確認) ↩︎
  3. Search Console ヘルプ「表示回数、掲載順位、クリック数とは」(2026年11月1日確認) ↩︎
  4. Search Console ヘルプ「表示回数、掲載順位、クリック数とは」(2026年11月1日確認) ↩︎
  5. Search Console ヘルプ「表示回数、掲載順位、クリック数とは」(2026年11月1日確認) ↩︎
  6. Search Console ヘルプ「表示回数、掲載順位、クリック数とは」(2026年11月1日確認) ↩︎
  7. Search Console ヘルプ「表示回数、掲載順位、クリック数とは」(2026年11月1日確認) ↩︎
  8. Search Console ヘルプ「表示回数、掲載順位、クリック数とは」(2026年11月1日確認) ↩︎
  9. Search Console ヘルプ「Search Console のデータ異常」(2026年11月1日確認) ↩︎
  10. Search Console ヘルプ「Search Console のデータ異常」(2026年11月1日確認) ↩︎
  11. Search Console ヘルプ「Search Console のデータ異常」(2026年11月1日確認) ↩︎
  12. Search Console ヘルプ「Search Console のデータ異常」(2026年11月1日確認) ↩︎
  13. Search Console ヘルプ「URL 検査ツール」(2026年11月1日確認) ↩︎
  14. Search Console ヘルプ「[手動による対策] レポート」(2026年11月1日確認) ↩︎
  15. Google Search Console(当社のサイトと当社運営メディア チバっすの検索パフォーマンス)(2026年11月1日確認) ↩︎
  16. Google Search Status Dashboard「Ranking」の履歴(2026年11月1日確認) ↩︎
  17. Search Engine Roundtable(2025年9月15日の報道)(2026年11月1日確認) ↩︎
  18. TechWyse(2026年10月28日の報道)(2026年11月1日確認) ↩︎
  19. Google 検索セントラル ブログ(2025年11月17日)(2026年11月1日確認) ↩︎