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本記事は、千葉県佐倉市でWeb集客支援を行っているSHUMAN合同会社が書いています。
アフィリエイトプログラムを利用しています。
エステやリラクゼーションのサロンでレジを替えようと思い、スマレジの口コミを探している方に向けて書きました。
この業種でいちばん気になるのは、コースの前払いをどう扱うかだと思います。
この記事では、スマレジの口コミと公式の答えから、エステでスマレジが合う店と合わない店を分け、コースの前払いの記録・特定商取引法・決済端末の順に書きます。
この記事の数字は、2026年9月16日にスマレジ公式サイトと消費者庁・国民生活センターで確かめています。
- 結論 エステのスマレジは会計と前払いの記録に向き決済端末は別に確かめる
- エステ・リラク・よもぎ蒸しでスマレジが合う店と合わない店
- エステのスマレジの口コミを件数と業種から数える
- スマレジの評判で良いとされている3つ
- スマレジの評判で不満が多い3つ
- コースの前払いをスマレジでどう記録するか
- 特定商取引法の対象になるコースとスマレジに残す記録
- スマレジの決済端末は継続的役務と前払いでは使えない
- リラクとよもぎ蒸しのサロンでスマレジをどう考えるか
- エステの予約をスマレジとサロンボードのどちらで受けるか
- スマレジで見る化粧品の物販とメニュー別の売上
- エステでスマレジを使うときの毎月の費用
- 肌の状態と使った化粧品はスマレジに残せるか
- エステがスマレジで失敗しやすい3つ
- 開業前のサロンと営業中のサロンで違う進め方
- スマレジで前払いを扱うときに決めておく3つのこと
- スマレジを入れる前に確かめる5つ
- スマレジを入れるときに価格表も見直す
- 前払いを現金や振込で受けるときに気をつけること
- エステのスマレジでよくある質問
- まとめ エステはコースの前払いの記録から決める
- 出典・参考文献
結論 エステのスマレジは会計と前払いの記録に向き決済端末は別に確かめる

先に結論です。
スマレジはエステでも使えます。公式に美容室・エステ向けのページがあり、エステで使えるPOSレジだと書かれています1。
コースの契約内容も、顧客管理の機能で「どのお客様がどのコースを契約しているか」まで管理できると公式が答えています2。
ただし、前払いをカード決済で受けたいサロンは、決済端末のほうで引っかかることがあります。
- 向いている使い方
→ 会計と売上の記録・物販・メニュー別の売れ方 - 決め方が要る使い方
→ コースの前払いをどこに記録するか(レジ・台帳・カルテの役割を分ける) - 先に確かめること
→ 前払いをカードで受けるなら、決済端末が自店の売り方で使えるか
順番に見ていきます。
エステでスマレジを入れるときの機器とプランの組み合わせは、売り方によって変わります。
スマレジのサービス資料
プランごとにできること、機器の構成、サポートの範囲が一覧で載っています。
自店の売り方(都度払いかコースか)を決めてから読むと、必要な形が絞れます。
エステ・リラク・よもぎ蒸しでスマレジが合う店と合わない店

公式の答えと料金表から、先に分けておきます。
| サロンの状況 | スマレジとの相性 |
|---|---|
| 都度払いが中心で、会計を速くしたい | 合う可能性が高い |
| 化粧品やサプリの物販がある | 合う可能性が高い |
| コースと単発が混ざっていて、売れ方を分けたい | 合う可能性が高い |
| コースの前払いをカード決済で受けたい | 決済端末が使えないことがある |
| 肌の記録や施術の経過まで1つにまとめたい | 合わない可能性がある |
| iPadが無く、Android端末しか持っていない | 合わない可能性がある |
合う可能性が高いサロンの理由
都度払いが中心のサロンは、会計の流れが物販の店と同じなので、レジの機能がそのまま役に立ちます。
ホームケア用品を扱っていれば、施術代と一緒に会計でき、どの商品が動いたかも後から追えます。
引っかかる可能性があるサロンの理由
前払いをカードで受けたいサロンは、決済端末のほうに制限があります3。
施術の経過まで1つにしたいサロンは、標準の顧客管理が簡単なメモ欄だけなので、記録をどこに残すかを別に決めることになります4。
Androidのタブレットしかないサロンは、スマレジがiOS専用なのでiPadを用意します5。
引っかかる場合でも、レジの機能そのものは使えます。

まず、自店の売り方が都度払いなのかコースなのかを紙に書き出してください。
そこが決まると、レジに求めるものと、別に用意するものが分かれます。
なぜこう分かれるのかを、口コミと公式の記載から順に見ていきます。
エステのスマレジの口コミを件数と業種から数える

中身を読む前に、口コミがどのサイトに何件あるのかを数えました。
| 口コミの場所 | 件数 | エステの投稿 |
|---|---|---|
| ITreview | 25件 | 0件 |
| BOXIL | 17件 | 0件(本文にエステの語なし) |
| App Store(アプリの評価) | 160件 | 業種が分かる声は飲食と物販が中心 |
ITreviewの25件を投稿者の業種で分けると、病院・家具・食料品・居酒屋・卸などが並び、エステは1件もありません6。
BOXILの17件も、業界はサービス・外食・メーカー・小売が中心です7。
エステの声として紹介されている文章は、その多くが別の業種から出たものだということです。
そこでこの記事では、エステ特有の部分を公式の回答と法令で裏取りしました。
口コミのほうは、業種をまたいで当てはまる使い勝手の話として読んでいます。
エステの口コミを読むときの注意
「エステ 口コミ」で出てくる文章の多くは、サロンを選ぶお客様が書いたものです。
お店がレジを選ぶための口コミとは、書いている人の立場が違います。
- 誰が書いたか
→ お店側か、通っているお客様か - いつの投稿か
→ プランと機能は変わるので、古い投稿の金額は当てにしない - 何と比べているか
→ 前が紙の伝票か、別のPOSレジかで評価が変わる
同じ数え方は、ネイル・まつげサロンのスマレジでもしています。
スマレジの評判で良いとされている3つ

繰り返し出てくる良い点は3つでした。
会計が速くなる
メニューを画面で選ぶ形になるので、手書きの伝票と電卓を往復する時間が減ります。
施術の後にお客様を待たせないという声が、業種を問わず多く出ていました。
iPadがあれば始められる
スマレジはiPadなどのiOS端末で動きます。
個室だけの小さなサロンでも、場所を取りません。
売上を店の外からも見られる
記録がクラウドに残るので、閉店後に紙の売上を集計し直す手間が無くなります。
スマレジの評判で不満が多い3つ

不満も3つに分かれます。
iOS専用でAndroidが使えない
Android端末では動かないと、公式も明記しています。
使いたい機能でプランが上がる
施術の履歴や来店の記録を残す機能は、下の2つのプランには付いていません8。
コースの契約内容を残したい時点で、0円のプランでは足りなくなります。
最初の設定に時間がかかる
メニューとコースの登録は、営業を止められる日にまとめてやるほうが早く終わります。
困ったときに電話で聞けるのは月8,800円のプランからで、それ以下はメールなどでの対応です9。
コースの前払いをスマレジでどう記録するか

ここがこの記事の中心です。
前払いは、お金を先に受け取って、施術を後から提供する形です。
つまり「入金した日」と「消化した日」が別なので、記録も分けて残す必要があります。
3つに分けて考える
| 残すもの | どこに残すか | 理由 |
|---|---|---|
| 契約の内容(コース名・回数・金額) | スマレジの顧客管理 | 公式がコースの契約管理はできると答えている |
| 残りの回数 | 台帳(紙か表計算ソフト) | 標準のメモ欄だけでは追いにくい |
| 入金と消化の記録 | 会計とレジ締め | いつ受け取り、いつ提供したかが分かる形にする |
公式は「顧客管理機能を使えば、どの顧客がどのコースを契約しているかといった管理は可能です」と答えています。
一方で、標準の顧客管理は簡単なメモ欄だけとも書かれているので、残りの回数を細かく追うには向きません。
コースをレジにどう登録するか
メニューの名前は、あとから探すことを考えて付けます。
- 回数と金額を名前に入れる
→ 「フェイシャル10回(80,000円)」のように書く - 単発と分ける
→ 同じ施術でも、都度払いとコースは別のメニューにする - 消化は0円で登録する
→ コースの回数を使った日も、来店の記録として残す
消化した日を0円で記録しておくと、あとで何回提供したかを数えられます。
この数え方ができていれば、解約の計算も月末の集計も、同じ記録から出せます。
回数券やチケットで売っている場合
紙の回数券を使っているサロンは、券の発行と管理を別に用意することになります。
公式も、物理的なカードの発行は別途必要だと答えています。
紙の券とレジの記録が二重になるので、どちらを正とするかを先に決めておきましょう。
いくら預かっているかを月末に出せるようにする
前払いは、施術が終わるまではお店のものになりきっていないお金です。
月末に「あと何回ぶん預かっているか」を出せるようにしておくと、返金が必要になったときに慌てません。
月末に出す2つの数字
前払いを扱うサロンは、月末に2つの数字を出せるようにしておくと迷いません。
- 今月に受け取ったお金
→ コースの契約で入金された金額 - 今月に提供したぶん
→ 実際に施術した回数ぶんの金額
この2つを分けておかないと、入金の多い月を売上が良かった月と読み違えます。
スマレジの会計は、受け取った金額をその日の記録として残す形なので、提供したぶんは別に数えることになります。
表計算ソフトで「契約日・金額・回数・消化した回数・残り」の5つを並べておけば、月末はその列を合計するだけで済みます。
都度払いに寄せるという選択
記録の手間を減らしたいなら、コースをやめて都度払いに寄せる決め方もあります。
都度払いは、受け取った日と提供した日が同じなので、記録が1本で済みます。
ただし、まとまった入金が無くなるので、資金繰りの見え方は変わります。
どちらが良いかは店の体力で決まるので、記録の楽さだけで選ばないでください。

前払いは、売上が立った日と、お金をもらった日がずれます。
月末にいくら預かっているかを1行で出せる形にしておくと、資金繰りも見通せます。
特定商取引法の対象になるコースとスマレジに残す記録

コースを売っているサロンは、法律で決まっていることがあります。
エステは特定商取引法の「特定継続的役務提供」に指定されていて、期間が1か月を超え、金額が5万円を超えるものが対象です10。
- 書面の交付
→ 契約の前に概要書面、契約の後に契約書面を渡す - クーリング・オフ
→ 書面を受け取った日から8日以内 - 中途解約
→ いつでもできる。返す金額に上限がある
中途解約のときに返す金額
提供を始める前は2万円、始めたあとは「提供した役務の対価」に加えて、2万円か契約残額の10%の低いほうが上限です11。
つまり、何回ぶん提供したかを記録していないと、返す金額を計算できません。
前の節で「残りの回数」を台帳に残すと書いたのは、この計算のためでもあります。
渡す書面に決まりがある
契約の前に概要書面、契約の後に契約書面を渡すことが法律で決まっています。
クーリング・オフと中途解約のことは、赤枠に赤字で、8ポイント以上の大きさで書く決まりです。
レジの控えは、この書面の代わりにはなりません。
レシートは会計の記録で、契約の条件を伝える書面とは役割が違います。
クーリング・オフが効かない場合
書面を受け取った日から8日以内はクーリング・オフができます。
ただし、化粧品などの消耗品を使ってしまった場合は、その分には適用されません。
販売した化粧品の記録が会計に残っていれば、あとで確かめられます。
売り方のパターンで記録の形が変わる
エステの売り方は、大きく3つに分かれます。
| 売り方 | 特商法の対象か | 記録で要るもの |
|---|---|---|
| 都度払いだけ | 対象外 | 会計の記録だけで足りる |
| 1か月以内・5万円以下の短いコース | 対象外 | 残り回数の台帳 |
| 1か月を超え5万円を超えるコース | 対象になる | 残り回数の台帳と、書面の控え |
同じ「コース」でも、期間と金額で扱いが変わります。
自店のコースがどれに当たるかを、価格表を見ながら分けておきましょう。
返金の計算を1つやってみる
10回8万円のコースを売り、4回提供したところで解約を申し出られた場合を考えます。
- 提供した役務の対価
→ 8万円÷10回×4回=32,000円 - 契約の残額
→ 80,000円−32,000円=48,000円 - 上限に使う金額
→ 2万円と、残額の10%の4,800円のうち低いほう=4,800円 - 返す金額
→ 80,000円−32,000円−4,800円=43,200円
この計算は、提供した回数が記録に残っていることが前提です。
何回提供したかが分からないと、いくら返すかを決められません。
解約のトラブルは実際に多い
国民生活センターによると、全国の消費生活センターには脱毛エステの相談が年間2,800件を超えて寄せられています12。
相談のうち解約が関わるものは、2016年度の61.0%から2020年度の52.1%まで、おおむね半分前後で推移しています。
ただし、これは脱毛エステの相談の数字です。個人のフェイシャルやリラクとは、調べている対象が違います。
それでも「長いコースほど解約でもめる」という傾向は、売り方を決めるときの参考になります。
記録が残っていれば、もめたときに説明ができます。
なお、リラクゼーションやよもぎ蒸しがこの「いわゆるエステティック」に当たるかは、この条文だけでは決まりません。
5万円を超える長いコースを売っているなら、自店が対象になるかを消費生活センターか専門家に確かめておきましょう。
エステでスマレジを使う場合、プランごとにできることが変わります。
プランと機能の線引きを資料で確かめる
どのプランで何ができるかが一覧になっていて、化粧品の在庫をどこまで追えるかも分かります。
使う機能を絞れば、月額は0円のままでも始められます。
スマレジの決済端末は継続的役務と前払いでは使えない

ここは、レジの話ではなく決済の話です。
スマレジと組み合わせる決済端末に、PAYGATEがあります。
手数料は、QRコード決済が2.00%から、クレジットカードが1.98%から、電子マネーが3.24%です13。
エステや学習塾のように役務が続く契約では使えません。
回数券を先に売る場面も同じ扱いだと、PAYGATEの案内に明記されています。
使える場合と使えない場合
| 売り方 | 決済端末での扱い |
|---|---|
| 都度払いの会計 | 使える |
| コース契約の前払い | 利用できないと書かれている |
| 回数券の前払い | 利用できないと書かれている |
レジでの記録と、カードで決済できるかどうかは別の話です。
会計をスマレジで記録すること自体には、この制限はかかりません。
客単価が高いほど手数料の差が大きくなる
コースをまとめて受け取れば、1回の会計はその分だけ大きくなります。
客単価の高いサロンを想定して、月の売上100万円のうち7割をカードと電子マネーで受ける場合で見ます。
70万円に対して、料率3.24%なら22,680円、1.98%なら13,860円で、差は月8,820円です。
月額の安さだけで選ぶと、手数料の差でひっくり返ることがあります。
前払いをカードで受けたい場合
別の決済サービスを使うか、前払いは現金や振込にして、都度払いだけカードにする形が考えられます。
どちらにしても、申し込む前に自店の売り方を伝えて確かめてください。
公式に書かれているのは「継続的役務では使えない」までで、都度払いなら必ず使えると書かれているわけではありません。
リラクとよもぎ蒸しのサロンでスマレジをどう考えるか
もみほぐしやよもぎ蒸しのサロンも、回数券やコースを売っていることがあります。
特定商取引法の指定役務は「いわゆるエステティック」=皮膚を清潔にし、美化し、体型を整え、体重を減ずる施術と書かれています。
自店の施術がここに当たるかは、この条文だけでは決められません。
5万円を超える長いコースを売っているなら、対象になるかを消費生活センターか専門家に確かめておきましょう。
決済端末のほうは、公式が「継続的役務」とだけ書いているので、業種名でなく売り方で見られます。
レジの使い方は、都度払いが中心のサロンなら物販の店と同じ形で回ります。
エステの予約をスマレジとサロンボードのどちらで受けるか
エステやリラクも、予約の入口がホットペッパービューティーになっていることがあります。
予約だけでなく、会計・レジ締め・日報や月報の売上管理もサロンボードで行えます14。
ただし掲載を続けていることが使う条件です。
掲載をやめた時点で、予約の記録ごと手元から消えます15。
掲載を続けるサロンは、いまの機能で足りないものを書き出してから、レジを足すか決めましょう。
スマレジで予約も受ける場合は、予約管理のアプリが月3,300円からで、0円のプランでも使えます16。
予約の窓口を分散させないための考え方は、個人サロンの予約システムで扱いました。
予約の管理を1つにするかどうか
エステは施術の時間が長いので、予約の枠が埋まっているかどうかが売上に直結します。
予約とレジを1つにまとめると入力は減りますが、掲載をやめたときに両方が止まります。
どちらに寄せるかは、新規のお客様をどこから取っているかで決まります。
約款から確かめた掲載の費用と手数料は、ホットペッパービューティーの掲載料金にまとめています。
スマレジで見る化粧品の物販とメニュー別の売上
エステは、施術のあとに化粧品やサプリを売っているサロンが多い業種です。
会計で施術と商品を分けて登録しておくと、月末にどちらがいくらだったかを数えられます。
- 施術のメニュー
→ フェイシャル・ボディ・よもぎ蒸し・オプション - コース
→ 回数と金額をコース名で登録する - 物販
→ 化粧品・サプリ・ホームケア用品
コースは施術とは別のメニューにしておくと、前払いの入金を見分けられます。
物販の在庫まで細かく管理したい場合は、上位のプランが必要になります。
いまノートで足りているサロンは、在庫の機能まで広げなくてかまいません。
エステでスマレジを使うときの毎月の費用

料金は、やりたいことで変わります。
| やりたいこと | 毎月の費用 |
|---|---|
| 会計と売上の記録だけ | 0円(スタンダード) |
| ネット予約も受ける | 月3,300円から(予約アプリの分だけ上乗せ) |
| コースの契約内容も残す | 8,800円(プレミアムプラス) |
| 契約の内容も予約も使う | 月12,100円(8,800円のプランに予約のアプリを足した形) |
金額は公式の料金ページの3プラン(スタンダード0円・プレミアム5,500円・プレミアムプラス8,800円)に基づきます。
レジ台やプリンターまで一式そろえると、1店舗で15万円前後かかると公式は答えています17。
月額をかけずに始められるサロン
都度払いが中心で、お客様の人数が多くないサロンは、会計と売上の記録だけで回ります。
紙のカルテと台帳を続けるなら、月額をかけずに始められます。
上のプランが要るサロン
コースを売っていて、契約の内容をレジ側でも持ちたいサロンは、プレミアムプラスプランが要ります。
前払いの残りをどこに残すかを決めてから、プランを選ぶ順番にしましょう。
肌の状態と使った化粧品はスマレジに残せるか
エステは、前回の肌の状態と使った化粧品が、次の施術を決める材料になります。
標準の顧客管理は簡単なメモ欄だけなので、経過を追う使い方には足りません。
| 残す場所 | 向いているサロン | 毎月の費用 |
|---|---|---|
| 紙のカルテ | お客様の数が少なく、手で書くほうが早い | 0円 |
| 表計算ソフト | 次回の提案と経過を並べて見たい | 0円 |
| プレミアムプラス以上 | 会計と同じ画面で来店履歴を見たい | 8,800円〜 |
どこに残す場合でも、契約と施術の記録は自分の手元にも出せる形にしておきます18。
スマレジ側は縛りも解約金も無いと書いているので、合わなければ戻せます19。
残す項目は4つから始める
項目を増やしすぎると続かないので、最初は4つで足ります。
- 前回の施術の内容
- 使った化粧品
- 肌や体の状態で気づいたこと
- 次回の目安
コースの残り回数は、この4つとは別の台帳に残します。
混ぜると、返金の計算のときに探せなくなります。
項目の決め方はサロンの顧客管理にまとめています。
エステがスマレジで失敗しやすい3つ
エステで実際に困りやすいのは、次の3つです。
コースを1つのメニューで登録してしまう
「コース」とだけ登録すると、どのコースが売れたのかを月末に見分けられません。
金額と回数の組み合わせごとに、別のメニューとして登録します。
名前に回数と金額を入れておくと、契約書と突き合わせるときに探しやすくなります。
前払いの残りをカルテに書いてしまう
肌の記録と残り回数を同じ場所に書くと、返金の計算のときに探せなくなります。
残り回数は台帳、施術の内容はカルテ、と分けて残しましょう。
掲載をやめたあとの記録を用意していない
サロンボードの中の記録は掲載とセットなので、掲載を切ると過去の予約も会計も追えなくなります。
掲載を切る前に、契約中のコースと来店の記録を書き出しておきましょう。
開業前のサロンと営業中のサロンで違う進め方
開業前のサロンと、すでにお客様がいるサロンでは、手を付ける順番が違います。
これから開くサロン
開業前のサロンは、コースの回数と価格を先に固めてから登録すると、作り直さずに済みます。
最初は0円のプランで会計だけを始めて、コースを売り始める段階で上のプランに上げる形でも間に合います。
オープンの日から逆に数えて、機器の手配と試し打ちに2週間は空けておきましょう。
もう営業しているサロン
営業中のサロンは、いま進行中のコース契約をどう移すかが問題になります。
切り替えの日に、残り回数を一度台帳に書き出して、そこから新しい記録を始めるのが確実です。
コースの残り回数を移し替える作業があるので、予約の詰まっていない週を選びましょう。
紙のカルテと前払いの残りをどう移すか
すでに営業しているサロンは、紙のカルテと回数券の控えが手元にあります。
全部を移そうとすると途中で止まるので、移すのは前払いが残っているお客様の分だけで足ります。
契約した日、コースの名前、全体の回数、消化した回数、残りの金額。
この5つがあれば解約を申し出られても計算できます。
すでに終わったコースの控えは、紙のまま保管しておけば十分です。
移し終えたら、同じお客様が来店したときに残り回数が合っているかを1件だけ照らし合わせておきましょう。
ここで数が合わなければ、移し方のどこかを直せば済みます。
全部を移したあとで気づくより、直す手間がずっと少なくて済みます。
スタッフを入れたときの会計
人を雇うと、施術ごとの担当まで記録に残したくなります。
担当者をレジで選んでから会計すれば、誰の施術がいくらになったかを月末に出せます。
スマレジで前払いを扱うときに決めておく3つのこと
レジを入れる前に、店の中の決まりを3つ決めておくと迷いません。
どの金額をその日の売上として見るか
コースの入金があった日は、会計の記録が大きく動きます。
入金の日の数字を売上として見るのか、提供したぶんだけを売上として見るのかを決めておきます。
どちらでもかまいませんが、月ごとに変えると比べられなくなります。
誰が残り回数を更新するか
スタッフがいるサロンは、施術のあとに誰が台帳を更新するかを決めます。
決めていないと、月末に数が合わなくなります。
解約を申し出られたときの流れ
申し出を受けたら、提供した回数を確かめて、返す金額を計算し、書面で伝える、という順番になります。
この流れを紙に1枚書いておくと、慌てずに済みます。
法律の上限は決まっているので、その場で決めずに計算してから答えましょう。
スマレジを入れる前に確かめる5つ

契約する前に、次の5つを決めておきます。
- 自店の売り方は都度払いかコースかを書き出す
- 残り回数の記録先を決める(手書きの台帳/表計算ソフト/上位プラン)
- 前払いをカードで受けたいなら、決済端末が使えるかを確かめる
- 手元にiPadがあるかを確かめる(Android端末では動かない)
- 毎月かけられる上限を決めてから、プランを選ぶ
ここまで決めてから資料を読むと、自店に要らない機能を外せます。
申し込んでから使い始めるまで
プランを決めて、機器を用意して、メニューとコースを入れて、最後に会計を通す、という流れになります。
コースの登録は、金額と回数の組み合わせが多いサロンほど時間がかかります。
紙に書き出してからまとめて入れると、あとで直す手間が減ります。
前払いを受ける流れも、1件だけ通してみて、記録がどう残るかを見ておきましょう。

毎日さわるものなので、画面の速さと分かりやすさは自分で確かめてください。
自店のコースを1つ登録してみると、前払いの記録が残る形かどうかが見えます。
エステでのスマレジの使い心地を先に知りたい場合は、ショールームとオンライン相談の2つが用意されています。
スマレジのオンライン相談
ショールームでは実機をさわれます。
画面を共有しながら、コースの登録のしかたを見せてもらうこともできます。
前払いの扱いなど、自店の売り方に合うかをその場で聞けます。
スマレジを入れるときに価格表も見直す
レジを替えるときは、価格表を作り直すいい機会でもあります。
コースの数を減らす
コースが10種類あると、登録も説明も時間がかかります。
売れている順に並べて、下から3つを止めるだけでも、記録と接客が軽くなります。
どのコースが売れているかは、会計の記録から数えられます。
期間と金額の線を意識する
1か月を超えて5万円を超えると、書面の交付とクーリング・オフの対象になります。
この線をまたぐコースを作るなら、書面の用意まで含めて準備します。
線の手前で売る形(4週間以内・5万円以下)にすると、手続きは軽くなります。
ただし、お客様にとって得かどうかは別の話なので、都合だけで決めないでください。
前払いを現金や振込で受けるときに気をつけること
決済端末が使えない売り方では、現金か振込で前払いを受けることになります。
領収書と入金の記録
現金で受け取ったら、その場で領収書を出せる形にしておきます。
スマレジは領収書やレシートを発行できるので、会計として記録すれば控えも残ります。
振込の場合は、入金の日と契約の日がずれるので、台帳側に入金日を書いておきます。
分割で受け取る場合
コースの代金を数回に分けて受け取るサロンもあります。
この形は、いくら受け取っていくら残っているかが分かりにくくなります。
契約の金額・受け取った合計・残りの3つを、1行で見られるようにしておきましょう。
解約を申し出られたときに、この3つがそろっていれば計算できます。
エステのスマレジでよくある質問
- Qエステでスマレジは使えますか
- A
使えます。公式に美容室・エステ向けのページがあり、エステで使えるPOSレジだと書かれています。
ただし前払いをカード決済で受ける場合は、決済端末のほうに制限があります。
- Qコースの契約内容はスマレジで管理できますか
- A
できます。公式は、どの顧客がどのコースを契約しているかの管理は可能だと答えています。
対応するのは月8,800円のプレミアムプラス以上です。
- Q回数券の発行はできますか
- A
券そのものの発行は別に用意します。公式も物理的なカードの発行は別途必要だと答えています。
- Q前払いをクレジットカードで受けられますか
- A
スマレジと組み合わせる決済端末では、継続的役務と回数券の前払いの支払いには利用できないと書かれています。
別の決済サービスを使うか、前払いは現金や振込にする形を考えます。
- Q途中でやめたいと言われたら、いくら返しますか
- A
提供を始める前は2万円、始めたあとは提供した役務の対価に加えて、2万円か契約残額の10%の低いほうが上限です。
何回ぶん提供したかの記録が要るので、残りの回数を残しておきましょう。
- Qよもぎ蒸しやリラクも特定商取引法の対象になりますか
- A
この条文だけでは決まりません。指定されているのは「いわゆるエステティック」で、皮膚を清潔にし、美化し、体型を整え、体重を減ずる施術と書かれています。
5万円を超える長いコースを売っているなら、対象になるかを消費生活センターか専門家に確かめてください。
- Qスタッフごとの売上は分けられますか
- A
会計の画面で担当者を選べる設定にしておけば、月末の集計で分かれます。
歩合まで自動で出したい場合は、売上を書き出して別に計算する形になります。
- Q短いコースなら書面は要りませんか
- A
1か月以内、または5万円以下のコースは、特定継続的役務提供の対象から外れます。
ただし前払いを受ける以上、残り回数と入金の記録は同じように必要です。
- Qやめたいときに違約金はかかりますか
- A
最低利用期間も解約金も設けられていないと、スマレジ側は案内しています。
解約したあとも残るという約束は無いので、契約と施術の記録は先に書き出しておきます。
まとめ エステはコースの前払いの記録から決める
エステのスマレジは、会計と売上の記録に向いています。
決め手になるのは、コースの前払いをどこに記録するかです。
契約の内容はレジ、残りの回数は台帳、入金と消化は会計、と役割を分けると迷いません。
前払いをカードで受けたいサロンは、決済端末が使えるかを申し込む前に確かめてください。
都度払いが中心のサロンなら、0円のプランから試して様子を見る形で足ります。
コースを売っているサロンは、契約の内容をどこに持つかで月額が変わります。
迷ったら、資料で機能の線引きを確かめ、自店のコースを1つ登録して試すのが早い道です。
別の業種の話は、ネイル・まつげサロンのスマレジと美容室のスマレジにまとめています。
エステでスマレジを使うかどうかは、コースの扱いと機器の値段を資料で確かめてから判断してください。
スマレジのサービス資料(無料)
コースの契約内容をどのプランから残せるか、機器はいくらかが一覧になっています。
前払いの記録に使う機能だけに絞れば、月額を上げずに済むこともあります。
出典・参考文献
- スマレジ「美容室・エステ向けPOSレジ」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- 同「よくある質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- ITreview「スマレジの評判・口コミ」(2026年9月15日確認) ↩︎
- BOXIL「スマレジの評判・口コミ」(2026年9月15日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「料金プラン」(2026年9月16日確認) ↩︎
- 消費者庁「特定継続的役務提供」(2026年9月16日確認) ↩︎
- 同(2026年9月16日確認) ↩︎
- 国民生活センター「脱毛エステの通い放題コース」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「決済端末PAYGATE」(2026年9月16日確認) ↩︎
- サロンボード「機能一覧」(2026年9月16日確認) ↩︎
- サロンボード「FAQ」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ・アプリマーケット「予約管理」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎



