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ネイルサロンやまつげサロンのレジをスマレジにしようか迷って、口コミを探している方は多いと思います。
ところが出てくるのは飲食店や小売店の声ばかりで、ネイルやマツエクの現場で使っている人の話はほとんど見つかりません。
この記事では、スマレジの口コミと公式のよくあるご質問から、ネイル・まつげサロンでスマレジが合う店と合わない店を分け、カルテ・予約・料金の順に理由を書きます。
この記事の数字は、2026年9月16日にスマレジ公式サイトとITreview・BOXILで確かめています。
- 結論 ネイル・まつげサロンのスマレジは会計と店販に向きカルテは別に考える
- ネイル・まつげサロンでスマレジが合う店と合わない店
- ネイルサロンのスマレジの口コミはどこに何件あるのか
- スマレジの口コミで良いと言われていること
- スマレジの口コミで不満として挙がっていたこと
- スマレジ公式のよくあるご質問で分かった3つの弱点
- 予約はどうするか スマレジとサロンボードで台帳が2つになる
- スマレジの料金 0円で足りるサロンと足りないサロン
- スマレジで使うキャッシュレス決済の手数料
- スマレジで見るジェルの在庫とメニュー別の売上
- マツエクの付け替え周期とカルテはスマレジに残せるか
- ネイル・まつげサロンがスマレジで失敗しやすい3つ
- これから開くサロンともう営業しているサロンの進め方
- スマレジとサロン専用のサービスの比べ方
- スマレジを入れる前に確かめる5つ
- ネイル・まつげサロンのスマレジでよくある質問
- まとめ ネイル・まつげサロンのスマレジは会計と店販から始める
- 出典・参考文献
結論 ネイル・まつげサロンのスマレジは会計と店販に向きカルテは別に考える

先に結論を書きます。
スマレジは、会計を速くすることと、メニューや店販の売れ方を数字で見ることに向いています。
一方で、標準の顧客管理は簡単なメモ欄だけと公式が答えているので、カルテを残す使い方には足りません1。
- 向いている使い方
→ 会計・売上の記録・ジェルやケア用品の在庫・メニュー別の売れ方 - 足りない使い方
→ 付け替えの周期やアレルギーを残すカルテ・ネット予約の受付 - 先に決めること
→ カルテと予約をどこに残すか(レジの前に決めると費用が変わる)
ネイル・まつげの人が書いた口コミが見つからないので、この記事では公式のよくあるご質問と料金表で足りない分を補っています。
順番に見ていきます。
ネイルサロンでスマレジを入れるときの機器の組み合わせと月額は、席数と店販の有無で変わります。
スマレジのサービス資料
プランと機器構成、サポートの範囲がまとまった資料を公式サイトから無料で取り寄せられます。
ネイル・まつげサロンで必要な形(iPadだけで始めるか、店販の在庫まで見るか)を決めるのに使えます。
ネイル・まつげサロンでスマレジが合う店と合わない店

公式の答えと料金表から、スマレジが合うサロンと、合わない可能性があるサロンを先に分けます。
| サロンの状況 | スマレジとの相性 |
|---|---|
| ジェルやケア用品を店販している | 合う可能性が高い |
| 自宅や1席で、レジを置く場所が限られる | 合う可能性が高い |
| メニューが多く、どれが出ているかを数字で見たい | 合う可能性が高い |
| 予約とカルテも同じ画面で完結させたい | 合わない可能性がある |
| Androidのタブレットしか持っていない | 合わない可能性がある |
| ホットペッパービューティーの予約が売上の中心 | サロンボードと二重になるので要検討 |
合う可能性が高いサロンの理由
店販があるサロンは、施術と商品を1回の会計にまとめられ、商品ごとの売れ方を分けて数えられます。
自宅や1席のサロンは、iPadを1台立てるだけで会計が終わるので、レジの機械を置く場所が要りません。
メニューが多いサロンは、ジェル・チップ・パラジェルのどれが出ているかを売上から見られると公式も案内しています2。
合わない可能性があるサロンの理由
カルテまで1つにしたいサロンは、標準の顧客管理が簡単なメモ欄だけなので、外部のアプリを足すことになります。
iPadを持っていないサロンは、スマレジがiOS専用なので端末を買うところから始まります3。
ホットペッパービューティーの予約が中心のサロンは、予約の台帳がサロンボードとスマレジで分かれます。
相性が良くないサロンでも、会計まわりだけを任せて、カルテと予約は別のツールで持つ形なら無理なく使えます。

レジを変えたくなったら、まず今のレジと、つながっている予約システムを紙に書き出してください。
そのうえで、どこが詰まっているのかを決めてから選ぶと、入れたあとに困りません。
この分け方の根拠になった口コミと公式の答えを、次の節から順に確かめます。
ネイルサロンのスマレジの口コミはどこに何件あるのか

口コミを読む前に、そもそもどこに何件あるのかを数えました。
| 口コミの場所 | 件数 | ネイル・まつげの投稿 |
|---|---|---|
| ITreview | 25件 | 0件 |
| BOXIL | 17件 | 0件(本文にネイルの語なし) |
| App Store(アプリの評価) | 160件 | 業種が分かる声は飲食と物販が中心 |
ITreviewに投稿した25人の業種は、病院や家具、食料品店、居酒屋、卸などで、ネイル・まつげのサロンは含まれていませんでした4。
BOXILの17件も、サービス・外食・メーカー・小売が中心で、本文にネイルという語が出てきません5。
つまり、ネイル・まつげサロンの口コミとして紹介されている文章の多くは、別の業種の声です。
この記事では、口コミを「業種をまたいで共通する使い勝手の話」として読み、サロン特有の話は公式の答えで確かめる形にしています。
点数だけを並べた記事より、誰が書いたかまで見たほうが、入れたあとの想像がつきます。
口コミを読むときに見分ける3つ
同じ「使いやすい」でも、書いた人の店の形によって意味が変わります。
- いつの投稿か
→ プランの中身は変わるので、古い投稿の料金や機能はそのまま当てにしない - どの業種か
→ 飲食や小売の投稿は、会計の速さの話は参考になるがカルテの話は出てこない - 何と比べているか
→ 前が紙の伝票なのか、別のPOSレジなのかで評価が変わる
ネイル・まつげのサロンで判断を分けるのは、カルテと予約の話です。
この2つは口コミにほとんど出てこないので、公式の答えで確かめるしかありません。
スマレジの口コミで良いと言われていること

口コミで繰り返し出てくる良い点は3つでした。
会計が速い
メニューを画面から選んで金額を出す形なので、電卓と手書きの伝票を行き来する手間が減ります。
次のお客様が来る前に会計を終えられるという声が、業種を問わず多く出ていました。
iPadだけで始められる
スマレジはiPadなどのiOS端末があれば始められます。
すでにiPadを持っているサロンなら、最初に用意するものはレシートプリンターくらいで済みます。
売上を店の外から確かめられる
売上の記録がクラウドに残るので、施術中でなくても手元の端末で数字を見られます。
1人でやっているサロンほど、閉店後にノートを開かずに済むのは効いてきます。
スマレジの口コミで不満として挙がっていたこと

不満として挙がっていたのも、大きく3つに分かれます。
iOS専用でAndroidが使えない
公式のよくあるご質問でも、Androidには対応していないと明記されています。
Androidのタブレットを使っているサロンは、iPadを買うところから始まります。
使いたい機能でプランが変わる
顧客管理を使えるのはプレミアムプラスプランからです6。
0円のプランで始めたあと、やりたいことが増えて月額が上がるのはよくある流れです。
最初の設定に時間がかかる
メニューの登録と機器の接続は、開店前に時間を取って一度でやり切るほうが早く終わります。
設定を電話で聞けるのはプレミアムプラスプラン以上で、0円と5,500円のプランはメールなどでのやり取りになります7。
スマレジ公式のよくあるご質問で分かった3つの弱点

ネイル・まつげサロンで実際に困ることになる弱点は、口コミではなく公式の答えのほうにありました。
標準の顧客管理は簡単なメモ欄だけ
公式は「標準の顧客管理機能には簡単なメモ欄しかありません」と答え、詳しいカルテは外部のアプリを使うよう案内しています。
爪の状態、使ったジェルの色番号、付け替えの間隔、まつげの本数とカールを残したいサロンには、この差が大きく出ます。
顧客管理はプレミアムプラス以上
お客様を管理する機能が使えるのは、月8,800円のプレミアムプラスプランからです。
会計だけなら0円で足りますが、来店の履歴を残したい時点で月額が発生します。
解約するとデータは残らない
データの保存期間について、公式は「解約をしない限り、保存され続けます」と答えています8。
言い換えると、解約したあとに記録が残る約束はありません。
契約期間の縛りと解約金は無いと明記されているので、やめること自体は難しくありません9。
やめる可能性があるなら、お客様の情報を自分の手元にも出しておきましょう。
どの項目を残すかで迷ったら、サロンの顧客管理の項目の決め方を参考にしてください。
スマレジはプランごとにできることが変わるので、資料で線引きを確かめてから決めると迷いません。
プランと機能の線引きを資料で確かめる
顧客管理がどのプランから使えるか、店販の在庫はどこまで見られるかは、資料に一覧で載っています。
自店に要る機能だけを選ぶと、毎月の費用を抑えられます。
予約はどうするか スマレジとサロンボードで台帳が2つになる

ネイル・まつげサロンは、予約の入口がホットペッパービューティーになっていることが多いです。
ネイル・まつげ向けの掲載プランでは、予約管理のサロンボードが使い放題と案内されています10。
ここで起きるのが、予約はサロンボード、会計はスマレジという二重の台帳です。
片方を見ながらもう片方に打ち直す作業が毎日続くと、入力の間違いが増えます。
スマレジで予約も受ける場合
スマレジのアプリマーケットにある予約管理アプリは、月3,300円からで、ウェブ予約の内容がレジの取置きに自動で入ります11。
会員の情報も自動で登録されるので、レジに二度打ちする手間が無くなります。
ただし、ホットペッパービューティーの掲載を続けるなら、予約の入口は2つのままです。
掲載をやめる場合に起きること
サロンボードの利用にはホットペッパービューティーの掲載が必要なので、やめると予約の台帳ごと使えなくなります12。
掲載の費用と手数料の決まりはホットペッパービューティーの掲載料金、やめ方はホットペッパービューティーの解約で約款から確かめています。
予約の入口を1つにまとめる考え方は、個人サロンの予約システムにまとめました。
サロンボードのレジで足りるかを先に見る
見落とされがちですが、サロンボードにも会計とレジ締め、日報や月報の売上管理の機能があります13。
ネイル・まつげのサロンでも使える機能として、公式の機能一覧に載っています。
掲載を続けるサロンは、まず今使えるレジ機能で何が足りないのかを書き出してください。
- サロンボードで足りることが多い
→ 会計・レジ締め・日報の確認 - 足りなくなりやすい
→ 店販の在庫・メニュー別の細かい売上・キャッシュレスの一元管理 - 掲載をやめると使えない
→ 予約も会計の記録も、掲載に紐づく
足りないところが在庫やメニューの分析なら、スマレジを足す意味があります。
会計とレジ締めだけで困っていないなら、月額を増やす前にいまの形で回すほうが得です。
掲載をやめる可能性があるサロンは、記録が掲載と一緒に消えることを前提に、先に自分の手元へ移す準備をしておきましょう。
スマレジの料金 0円で足りるサロンと足りないサロン

料金は、やりたいことで3段階に分かれます。
| やりたいこと | 毎月の費用 |
|---|---|
| 会計と売上の記録だけ | 0円(スタンダード) |
| ネット予約も受ける | 3,300円〜(0円のプランに予約のアプリを足す) |
| 来店の履歴も残す | 8,800円(プレミアムプラス) |
| 履歴もネット予約も使う | 12,100円(8,800円+3,300円) |
上の表の金額は、公式の料金ページにある3つのプラン(0円・5,500円・8,800円)から取っています。
予約のアプリは0円のスタンダードプランでも使えるので、ネット予約だけなら月3,300円から始められます。
最初にかかる費用
機器までそろえた場合、1店舗あたりの初期費用は15万円前後が目安だと公式は答えています14。
自宅サロンでiPadを持っているなら、レシートプリンターとロール紙だけで始めることもできます。
お客様に金額を見せる画面や、現金を入れる引き出しを付けるかどうかで、最初の費用は大きく変わります。
キャッシュレスだけで回すサロンなら、現金用の機器は要りません。
iPadのほかに用意するもの
会計だけなら、iPadとレシートプリンターがあれば回ります。
- レシートプリンター
→ 領収書やレシートを渡すなら要る - iPadのスタンド
→ お客様側に画面を向けるかどうかで形が変わる - ネット回線
→ 会計のたびに通信するので、途切れにくい回線にする - キャッシュドロア
→ 現金を扱うサロンだけ
自宅サロンで現金を扱わないなら、引き出しは要りません。
通信が不安定な場所では会計が止まることがあるので、回線だけは先に確かめてください。
費用が増えていく順番
実際には、0円で始めたあとに必要が出てきて月額が上がることがほとんどです。
- 最初
→ 会計と売上だけ=0円 - 予約も受ける
→ 0円のプランに予約のアプリを足して3,300円から - 履歴も残す
→ プレミアムプラスに上げて8,800円(両方で12,100円) - あわせて
→ キャッシュレスの手数料が売上の2〜3%ほど
先にどこまでやるかを決めておくと、毎月の合計が読めます。
公式の導入事例では、ヘアサロン171店舗に加えてアイラッシュサロン14店舗・ネイルサロン4店舗を運営する会社が、190店舗でスマレジを使っています15。
同じ事例に、予約機能まで入ったサロン専用のPOSは1店舗あたりの月額が高くなるため、レジの機能に絞って費用を抑えたと書かれています。
規模は違っても、会計に絞って使うという考え方は個人のサロンでも同じです。
スマレジで使うキャッシュレス決済の手数料
客単価が高いサロンほど、決済手数料の1%の差が月末に大きく響きます。
スマレジと組み合わせる決済端末では、クレジットカードが1.98%から、電子マネーが3.24%、QRコード決済が2.00%からと案内されています16。
1.98%には条件がある
この1.98%からという料率は、中小の事業者向けのプランで、いくつかの条件を全部満たした場合に適用されます17。
- 直近1年のVisaとMastercardの合計売上が2,500万円以内であること
- 中小企業庁が定める中小企業の定義に当てはまること
- 対象外の業種(ホテル・交通機関・百貨店・不動産など)ではないこと
- 上場企業やそのグループ、上場企業のフランチャイズ加盟店ではないこと
- 新しく加盟してクレジットカード決済を入れること
個人で回しているネイル・まつげサロンは、この条件に当てはまることがほとんどです。
ただし条件は予告なく変わると書かれているので、申し込む前に今の内容を確かめてください。
回数券を売っているサロンは使えないことがある
公式の質問と答えに、エステサロンや学習塾などの継続的役務では利用できない、回数券の前払いの支払いでも同じだと書かれています18。
ネイル・まつげでも、回数券や前売りのチケットを売っているサロンは、申し込む前に自店が対象になるかを確かめてください。
都度の会計だけなら、この制限には当たりません。
手数料を月額で置き換えて考える
月の売上が60万円で、そのうち8割をカードと電子マネーで受けているとします。
料率が3.24%なら手数料は約15,552円、1.98%なら約9,504円で、差は月6,000円ほどです。
この差は、顧客管理が使えるプレミアムプラスプランの月額に近い金額になります。
決済の料率と月額をまとめて見ると、どこにお金をかけるかが決めやすくなります。
現金をやめるかどうか
キャッシュレスだけにすると、レジ締めの現金合わせが無くなり、閉店後の作業が短くなります。
一方で、現金しか持たないお客様を断ることになるので、客層を見てから決める話です。
自宅サロンで現金を扱わないと決めているなら、金庫も引き出しも要りません。

手数料は毎月かかり続けるので、月額だけを見て決めると判断を誤ります。
自店の売上のうち、何割がキャッシュレスかを先に数えてみてください。
スマレジで見るジェルの在庫とメニュー別の売上

ネイル・まつげサロンは、メニューの数が多くなりがちです。
公式のネイルサロン向けのページでも、どのメニューが人気かを売上から把握できる点が挙げられています。
- 施術のメニュー
→ ワンカラー・デザイン・付け替え・オフのみ・リペア - まつげのメニュー
→ エクステの本数・カール・パリジェンヌ・パーマ - 店販
→ ケア用品・オイル・リムーバー・ホームケアのセット
会計のときにメニューを選んでいれば、月末にどれが何件出たかを数え直さずに済みます。
店販がある場合は、売れた分が在庫から自動で減るので、発注の判断が早くなります。
ただし在庫の細かい管理まで使いたい場合は、上位のプランが必要になります。
いまノートで管理していて困っていないサロンは、無理に在庫の機能まで広げなくてかまいません。
まつげサロンで記録しておきたいこと
まつげは、エクステの本数とカール、グルーの種類で、次に提案する内容が変わります。
会計のメニューを細かく分けておくと、どの本数がよく出ているかを数字で見られます。
ただし、アレルギーや目のトラブルの記録は、会計の履歴ではなくカルテに残す内容です。
この2つを混ぜると、あとで必要な情報を探せなくなります。
スタッフを入れたときの会計
1人からスタッフを入れる段階になると、誰がどの施術をしたかを分けて記録したくなります。
会計のときに担当を選ぶ形にしておくと、月末に売上を分けて数えられます。
歩合や指名料の計算まで自動にしたい場合は、書き出した数字を別に集計することになります。
人数が増える予定があるなら、最初からその形で登録しておくほうが、あとで直さずに済みます。
自宅サロンの場合
自宅で開いているサロンは、レジの機器を増やすより、iPadとレシートプリンターだけの形が続けやすくなります。
現金を扱わないと決めているサロンなら、現金用の引き出しも要りません。
領収書を求められることがあるので、印字できる形を1つ用意しておくと慌てずに済みます。
インボイスの登録番号をレシートに入れる
スマレジは全てのプランで、適格請求書等保存方式に対応した領収書とレシートを発行できると案内しています19。
店が発行するレシートは適格簡易請求書に当たるため、登録番号(Tから始まる13桁)の印字が必要になります。
ネイル・まつげのサロンでも、経費で落とすお客様から求められることがあります。
登録しているかどうかは店によって違うので、自店が登録しているかは税務署か税理士に確かめてください。
マツエクの付け替え周期とカルテはスマレジに残せるか
ネイルとまつげは、次の来店までの間隔がだいたい決まっています。
周期は店とお客様によって違いますが、前回の日付と内容が残っていれば、次の連絡の時期を決められます。
ところがスマレジの標準の顧客管理は簡単なメモ欄だけなので、この使い方には足りません。
残す場所は3つのどれか
| 残す場所 | 向いているサロン | 毎月の費用 |
|---|---|---|
| 紙のカルテのまま | お客様の数が少なく、手で書くほうが早いサロン | 0円 |
| 表計算ソフト | 次回の予定日と内容を並べて見たいサロン | 0円 |
| スマレジのプレミアムプラス以上 | 会計と同じ画面で来店履歴を見たいサロン | 8,800円〜 |
どれを選んでも、お客様の情報を自分の手元に出せる形にしておきましょう。
解約したあとにデータが残る約束は無いので、移せるかどうかは先に確かめておくほうが安心です。
項目の決め方と列の作り方はサロンの顧客管理に書いています。

カルテは、次に何を提案するかを決めるための記録です。
残す項目を増やしすぎると続かないので、施術の内容と次回の目安の2つから始めてください。
ネイル・まつげサロンがスマレジで失敗しやすい3つ
入れたあとに困る形は、だいたい決まっています。
メニューを大ざっぱに登録してしまう
「ネイル」「まつげ」の2つだけで登録すると、あとから何が出ているかを見分けられません。
売上を分析したいなら、会計のときに選ぶ単位で登録します。
ワンカラーとデザイン、付け替えとオフのみ、リペアは、金額が違うなら別のメニューにしておきます。
まつげも、本数やカールで値段が変わるなら、その単位で分けておきましょう。
カルテの内容をレジのメモ欄に詰め込む
標準の顧客管理は簡単なメモ欄だけなので、ここに施術の記録を書き続けると読み返せなくなります。
爪やまつげの状態、使った材料、次回の目安は、カルテとして別に残すほうが探しやすくなります。
メモ欄は、会計のときに気づいたこと(支払い方法の希望など)にとどめると混ざりません。
掲載をやめたあとの記録を用意していない
サロンボードの記録は掲載に紐づくので、やめると予約も会計の履歴も見られなくなります。
やめる前に、お客様の情報と来店の履歴を自分の手元へ出しておきましょう。
この作業は、掲載を続けている間しかできません。
これから開くサロンともう営業しているサロンの進め方
同じスマレジでも、開業前と営業中では決める順番が変わります。
これから開くサロン
開業前は、メニューと価格を決めてから登録すると二度手間になりません。
最初は0円のプランで会計だけを始めて、お客様が増えてから顧客管理を足す形でも間に合います。
開店日から数えて、機器の手配と会計のテストに2週間ほど見ておくと安心です。
もう営業しているサロン
営業中のサロンは、いまのレジや台帳から移す作業が要ります。
お客様の情報は、名前・連絡先・前回の施術・次回の目安の4つから移すと、続けやすくなります。
繁忙期を避けて、予約が少ない週に切り替えるほうが、慣れる時間を取れます。
切り替えの日は、前のレジも1日だけ残しておくと、打ち間違いに気づいたときに戻せます。
スマレジとサロン専用のサービスの比べ方
ネイル・まつげサロンのレジを調べると、汎用のPOSレジとサロン専用のサービスが並んで出てきます。
スマレジは前者で、会計と売上と在庫が得意な代わりに、予約とカルテは別に用意する形です。
サロン専用のサービスは、予約・カルテ・売上が最初から1つになっている代わりに、月額はサービスによって幅があります。
| 見るところ | スマレジ(汎用のPOS) | サロン専用のサービス |
|---|---|---|
| 会計と売上 | 得意 | サービスによる |
| カルテ | 標準はメモ欄だけ | 最初から入っていることが多い |
| ネット予約 | アプリを足す(月3,300円〜) | 最初から入っていることが多い |
| 店販の在庫 | 得意 | 簡易なことが多い |
| 毎月の費用 | 0円から積み上げる | 最初から一式ぶんかかる |
決め方は、自店でいちばん時間を取られている作業がどれかです。
会計と締めに時間がかかっているなら汎用のPOSが効きますし、予約の電話と台帳の転記に時間を取られているなら専用のサービスのほうが早く楽になります。
小さなサロン向けのサービスの口コミと、ホットペッパービューティーと併用するときの注意は個人サロンの予約システムにまとめています。
乗り換えるときに確かめること
いま何かを使っているサロンが乗り換える場合は、先に3つを確かめてください。
- いまの記録を持ち出せるか(お客様の情報と来店の履歴)
- 予約の入口が変わるか(お客様に案内が要るか)
- 解約の申し出の期限が決まっているか
持ち出せない記録がある場合は、乗り換える前に紙か表計算ソフトへ写しておきます。
どちらを選んでも、お客様の情報を自分の手元に出せるかどうかは先に確かめておきましょう。
スマレジを入れる前に確かめる5つ

最後に、申し込む前に確かめておきたいことを5つにまとめます。
- いま使っているレジと、つながっている予約システムを書き出す
- カルテをどこに残すかを決める(紙・表計算ソフト・上位プラン)
- iPadがあるかを確かめる(Androidのタブレットは使えない)
- 店販の在庫まで見たいかを決める
- 毎月いくらまで出せるかを決めてから、プランを選ぶ
この5つが決まっていれば、資料や相談の場で聞くことがはっきりします。
申し込んでから使い始めるまでの流れ
順番は、プランを決める、機器をそろえる、メニューを登録する、開店前に試す、の4つです。
メニューの登録は、ネイルとまつげで数が多くなるので、紙に書き出してからまとめて入れるほうが早く終わります。
値段の違うオフやリペアも、あとから売上を見分けたいなら別のメニューとして入れておきましょう。
開店前に、実際の流れで1回だけ会計を通してみると、機器のつながりと印字を確かめられます。
高い買い物になるので、画面の動きは触って確かめてから決めるほうが後悔しません。

仕事のかなめになるものなので、一度は自分の手で触ってほしいと思います。
自店のメニューを入れてみると、会計の流れが自分の店に合うかどうかが10分で分かります。
画面の操作と機器の組み合わせを先に見たい場合は、スマレジのショールームやオンライン相談で直接触れます。
スマレジのオンライン相談
ショールームでは実機を触れます。
オンラインなら画面を共有しながら、ネイル・まつげサロンでの使い方を確かめられます。
資料を読むより、動く画面を見るほうが向き不向きははっきりします。
ネイル・まつげサロンのスマレジでよくある質問
- Qネイルサロンでもスマレジは無料で使えますか
- A
はい、スタンダードプランなら月0円で会計と売上の記録を使えます。
来店の履歴まで残したいなら、月8,800円のプランに上げる必要があります。
- Qカルテはスマレジに残せますか
- A
詳しいカルテは残せません。公式も標準の顧客管理は簡単なメモ欄だけと答えています。
爪やまつげの状態を細かく残したい場合は、紙か表計算ソフト、または外部のアプリを使います。
- Qホットペッパービューティーのサロンボードと併用できますか
- A
できます。ただし予約はサロンボード、会計はスマレジと台帳が分かれます。
サロンボードは掲載に紐づくので、掲載をやめると使えなくなります。
- QiPad以外の端末でも使えますか
- A
使えません。公式はAndroidに対応しておらず、iOS専用と答えています。
- Qやめたいときに違約金はかかりますか
- A
契約期間の縛りと解約金は無いと公式に書かれています。
ただし解約後にデータが残る約束は無いので、必要な記録は先に出しておきましょう。
- Q決済手数料はいくらですか
- A
組み合わせる決済端末では、クレジットカードが1.98%から、電子マネーが3.24%、QRコード決済が2.00%からと案内されています。
1.98%からの料率は中小の事業者向けで、売上や業種などの条件を全部満たす場合に適用されます。
- Qレシートに登録番号を入れられますか
- A
入れられます。全てのプランで適格請求書に対応した領収書とレシートを発行できると案内されています。
自店が登録しているかどうかは、税務署か税理士に確かめてください。
- Qスタッフごとの売上は分けられますか
- A
会計のときに担当を選ぶ形にしておけば、月末に分けて数えられます。
歩合や指名料の計算まで自動にしたい場合は、書き出した数字を別に集計することになります。
- Q開業前でも申し込めますか
- A
申し込み自体はできますが、機器の手配と設定に時間がかかります。
開店日が決まっているなら、メニューの登録と会計のテストまで含めて、余裕をもって進めてください。
まとめ ネイル・まつげサロンのスマレジは会計と店販から始める
ネイル・まつげサロンのスマレジは、会計を速くすることと、メニューや店販の売れ方を数えることに向いています。
カルテと予約は別に考えて、どこに残すかを先に決めると、毎月の費用が読めます。
美容室でのスマレジの評判と、合う店・合わない店は美容室のスマレジの口コミ・評判にまとめました。
点数の高さで選ぶより、毎日どの作業に時間を取られているかで選ぶほうが、後悔しにくくなります。
会計と締めに時間がかかっているなら、0円のプランから試して様子を見る形で十分です。
カルテと予約まで1つにしたいなら、費用が上がることを先に見込んだうえで比べてください。
迷ったら、資料で機能の線引きを確かめ、画面を触ってから決めるのが遠回りに見えて早い道です。
ネイルサロンでスマレジを試すかどうかは、資料でプランと機器を見てから決めても遅くありません。
スマレジのサービス資料(無料)
プランごとの機能の線引きと、機器の組み合わせが一覧で載っています。
自店に要る形だけを選べば、毎月の費用を抑えられます。
出典・参考文献
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「ネイルサロンにPOSレジ」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- ITreview「スマレジの評判・口コミ」(2026年9月15日確認) ↩︎
- BOXIL「スマレジの評判・口コミ」(2026年9月15日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「料金プラン」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- ホットペッパービューティー「目的別おすすめプラン」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ・アプリマーケット「予約管理」(2026年9月16日確認) ↩︎
- サロンボード「FAQ」(2026年9月16日確認) ↩︎
- サロンボード「機能一覧」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「よくあるご質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ導入事例「株式会社ヘッドライト」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「決済端末PAYGATE」(2026年9月16日確認) ↩︎
- 同「中小事業者向けプラン適用条件」(2026年9月16日確認) ↩︎
- 同「よくある質問」(2026年9月16日確認) ↩︎
- スマレジ「インボイス対応」(2026年9月16日確認) ↩︎



