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飲食店開業の流れにWebの準備を差し込む!いつ何をやるか

飲食店開業の流れにWebの準備を差し込むことを示したアイキャッチ。競合5本のうち4本がWebに触れていないのに対し、この記事はいつ何をやるかを入れると対比している

【運営元より】
本記事は、千葉県佐倉市でホームページ制作・Web顧問を手がけるSHUMAN合同会社が制作・運営しています。
許認可や資金の専門家ではないので、手続きは中小機構の資料で確認した範囲にとどめ、リンクを置いています
当社が書けるのは、開業のスケジュールに「Webの準備」をどう差し込むかです。
調べたところ、上位5本のうち4本がここに触れていませんでした。

嶋津文仁

SHUMAN合同会社 代表。Webマーケ実務10年以上。最難関分野(YMYL)で検索上位を実務担当、自社メディアでオーラルケア1位、月間100万PVメディアを運営。千葉のローカルビジネスを丸ごと伴走支援。

飲食店の開業までにやることは、多いです。

物件、内装、資金、許認可、仕入れ、採用。

ここまでは、どの記事にも書いてあります。

ただ、Webの準備をいつやるかを書いた記事は、ほとんどありません。

実際に上位の5本を読んだところ、4本がホームページとGoogleビジネスプロフィールに触れていませんでした

この記事では、そこを埋めます。

結論:飲食店開業の流れにWebの準備を差し込みます

飲食店開業でWebの準備をいつやるかを示した図。3か月前にGoogleビジネスプロフィール、2か月前にホームページの構成と原稿、1か月前に仮の写真で公開、2週間前にSNS告知、開店後2週間で本番の写真に差し替える
許認可や内装のスケジュールに差し込みます
  • 3か月前
    Googleビジネスプロフィールを登録。オーナー確認に2週間かかることがあります
  • 2か月前
    → ホームページの構成と原稿を決める。写真はまだ無くて大丈夫です
  • 1か月前
    → 仮の写真で公開する。場所と営業時間だけでも出しておきます
  • 2週間前
    → SNSでオープン日を告知する
  • 開店後2週間
    → 本番の写真に差し替える。料理と内装が撮れるのはここからです

この記事の結論
Googleビジネスプロフィールは3か月前。確認に時間がかかるので、いちばん早く動かします
・ホームページは2段階で作る。開業前は料理も内装も撮れないためです
・オープンしてから作り始めると、いちばん人が来る最初の1か月に間に合いません

飲食店開業の全体の流れ

まず全体を並べます。

時期やることWebでやること
6か月〜1年前コンセプト・事業計画・資金
3〜6か月前物件探し・契約Googleビジネスプロフィールの登録
2〜3か月前内装工事・厨房・メニューホームページの構成と原稿
1〜2か月前許認可の申請・仕入れ・採用仮の写真で公開
2週間前備品・練習・告知SNSでオープン日を告知
開店後運営・改善写真の差し替え・口コミへの返信

※期間は目安です。物件や工事の状況で前後します。

Webの準備は、内装工事と同じ時期に始めます。

開店してからでは間に合いません。

理由は次に書きます。

なぜGoogleビジネスプロフィールを3か月前に出すのか

Googleビジネスプロフィールは、登録も運用も無料です3

早く出す理由は2つあります。表示が始まるまでに時間があることと、オーナー確認に時間がかかることです。

  • 開業前でも登録できる
    → Googleのヘルプに開業日を追加する方法が案内されています
  • 入力するのは年と月だけ
    日にちまでは入れられません。1年先の日付まで入力できます
  • 表示が始まるのは90日前
    開業日の90日前からプロフィールが表示されます。ここが3か月前に動く理由です
  • オーナー確認に時間がかかる
    → はがきで届く場合、数日から2週間ほどかかります
  • 住所が必要
    → 物件が決まっていないと登録できません。契約したら動けます

公式のヘルプには「開業日の入力で必要になるのは、年と月のみです。1 年先の日付まで入力できます」「開業日の 90 日前から Google にプロフィールが表示されるようになります」と書かれています4

つまり、3か月前に表示が始まる状態にしておくのが目標です。

オーナー確認に時間がかかることを考えると、物件が決まった時点で動き始めるのがちょうどよくなります。

物件が決まった時点で登録を始めてください。

埋め方は飲食店のグーグルマップ登録に書きました。

開業前は写真が撮れないので、先に場所と営業時間だけ出しておく作り方になります。

千葉県内の飲食店限定
MISEGAMAE のアイキャッチ。飲食店のホームページ制作を77,000円(税込・買い切り)で行うこと、千葉県内のお店限定であることが書かれ、右側にデモサイトとして制作した架空のカフェのスマートフォン画面が並んでいる

千葉県内の飲食店に限っては、当社が7〜8ページのホームページを77,000円(税込・買い切り)で制作しています。月額はかかりません。
MISEGAMAE(飲食店向けホームページ制作)

開業前は写真が撮れないという問題

飲食店の開業前は料理も内装も撮れないという問題を示した図。開業前にあるのは物件の外観と図面とメニューの案だけなので、ホームページは2段階で作り、あとから自分で写真を差し替える
作る側がいちばん困るところです

ホームページを作るとき、開業前にいちばん困るのがこれです。

  • 開業前にあるもの
    → 物件の外観、内装の図面、メニューの案
  • 開業前に無いもの
    → 料理の写真、完成した内装、お客さんの様子
  • 困ること
    → いちばん見られる料理の写真が、オープン直前まで撮れません

そのため、2段階で作ります。

  • 1段階目(開店前)
    → 場所・営業時間・電話・メニューの品名と値段。文字だけで足ります
  • 2段階目(開店後2週間)
    → 料理と内装の写真を足す。開店してからのほうが良い写真が撮れます

大事なのは、写真を自分で差し替えられる形にしておくことです。

差し替えるたびに費用がかかる形だと、そのまま仮の写真が残ります。

<span class="fz-12px"><strong>SHUMAN代表<br>嶋津</strong></span>
SHUMAN代表
嶋津

開業前に完璧なホームページを作ろうとすると、そこで止まります。

先に場所と値段だけ出して、写真はあとから足すほうが早く動けます。

工事中の様子をカウントダウンにする

飲食店開業の流れに沿って、工事中の店内を撮る時期を4つの箱で左から順に並べた図。3か月前はスケルトンで床と壁だけの状態、2か月前は内装工事で壁と床ができる、1か月前は厨房と什器が入って店らしくなる、直前は看板が付いて場所が伝わる。下に「撮り直しはできません」と書かれている。
同じ場所から週に1回撮ると、出来上がっていく様子が並びます

開業前は、料理の写真がありません。

そのかわり、この時期にしか撮れないものがあります。工事中の店内です。

  • 何もない状態から撮る
    → スケルトンの床、剥き出しの壁。あとからは絶対に撮れません
  • 週に1回、同じ場所から撮る
    → 同じ角度で並べると、出来上がっていく様子が分かります
  • 厨房機器が入った日
    → 店らしくなる瞬間です
  • 看板が付いた日
    → 場所を覚えてもらえます
  • 什器やお皿が届いた日
    → 何を出す店なのかが伝わります

これを「オープンまであと◯日」の形でSNSに出します。

毎回同じ場所が少しずつ出来上がっていくので、見ている人が続きを見たくなります。

  • 投稿のしやすさ
    → 料理の写真が無くても、毎日出すことができます
  • オープン日に人が集まる
    → 工事の途中から見ていた人は、開いた日に来てくれます
  • 近所の人に届く
    → 前を通る人が「ここ、何ができるんだろう」と思っている時期です
  • ホームページにも同じものを置く
    → お知らせに1ページ作り、写真を並べていきます

ホームページ側にも置いてください。

SNSの投稿は流れて消えますが、ホームページに残しておけば、後から来た人も最初から見ることができます。

そして、この写真はオープン後にも使えます。

「この店はこうしてできました」という1ページは、開業から何年たっても価値が残ります。

撮り直すことはできません。

<span class="fz-12px"><strong>SHUMAN代表<br>嶋津</strong></span>
SHUMAN代表
嶋津

工事中の写真を撮っていないお店は本当に多いです。

開業前は忙しいので、後回しになります。

でも撮れるのはこの数週間だけなので、スマホでいいので撮っておいてください。

飲食店開業に必要な届出と提出先

飲食店開業の届出の提出先を示した図。営業許可と食品衛生責任者は保健所、開業届は税務署、社会保険は社会保険事務所、深夜酒類提供は警察署に提出する
中小機構J-Net21の記載より

当社は許認可の専門家ではないので、公的な資料で確認できた範囲を書きます。

中小企業基盤整備機構のJ-Net21には、次のように記載されています1

手続き提出先時期・条件
飲食店営業許可所轄の保健所竣工7〜10日前に申請。許可までは一般的に2週間弱程度
食品衛生責任者所轄の保健所資格者、または保健所の講習会の修了者
開業届などの税務申請所轄の税務署個人は事業開始月から1か月以内
社会保険・労災保険社会保険事務所ほか従業員の数に応じて
深夜酒類提供飲食店営業届最寄りの警察署深夜に酒を出す場合

※2026年8月12日時点でJ-Net21に記載されている内容です。手続きの詳細や必要書類は自治体によって異なるため、必ず所轄の窓口で確認してください。防火管理者など、店舗の規模や条件によって必要になる手続きもあります。

営業許可は、内装が完成してからでないと申請できません。

工事が遅れると、そのままオープンが遅れます。

ここが開業日が動く最大の原因です。

開業日が動くことを前提に告知する

内装工事は遅れます。

告知の仕方を間違えると、動いたときに困ります。

  • 日付を出すのは、許可の見通しが立ってから
    → 工事の途中で日付を出すと、変更の告知が必要になります
  • 先に出すなら「◯月オープン予定」
    → 日にちまで書かない
  • SNSは訂正しやすい
    → 投稿を足せば済みます
  • チラシは刷り直しになる
    → 日付を刷るのは、確定してから
  • Googleは月単位
    → 開業日は年と月だけなので、同じ月の中で動くなら直さずに済みます

紙に刷るものだけ、日付の確定を待ってください。

開業前に用意しておくWebの材料

先にそろえておくと、あとの作業が早く終わります。

  • 店名の正式な表記
    → 看板と同じにします。あとで揃え直すのは手間です
  • メニューの品名と値段
    → 税込で統一します
  • 店の基本情報
    → 住所・電話・営業時間・定休日・席数・駐車場
  • こだわり
    → なぜこの店をやるのか。開業前のいまがいちばん書けます
  • 外観の写真
    → 工事中でも、場所が分かる1枚

4つ目は、開業前にしか書けません。

忙しくなると、始めた理由は書けなくなります。

いま書き留めておいてください。

メニューの作り方は飲食店のメニュー表の作り方にまとめました。

開業直後の1か月にやること

オープンしてからの1か月は、いちばん人が来ます。

この時期に取りこぼすと、あとから取り返すのが大変です。

  • 料理と内装の写真を撮る
    → 営業が落ち着いた時間に。明るい時間が理想です
  • ホームページとGoogleに写真を入れる
    → 撮ったその週に
  • 口コミをお願いする
    → 会計のときに一言。見返りは付けません
  • 口コミに返信する
    → 最初の数件は必ず返します
  • 来た人とつながる
    → SNSかLINE。次の来店の理由を送れるようにします

当社が運営するメディアで測ったところ、店名と一緒に検索された言葉の12.7%が「メニュー」でした2

開店直後は、店名で検索する人がいちばん多い時期です。そのときにメニューが読めるかどうかで、来店が変わります。

開業前にやっておくと後で楽になること

オープンしてからでは手が回らないことがあります。

  • 店名の表記を1つに決める
    → 看板・名刺・Google・サイト・SNS。あとから揃え直すのは大変です
  • ドメインを取る
    → 店名が決まったら早めに。人気のある名前は先に取られます
  • メールアドレスを店用に作る
    → 個人のアドレスで問い合わせを受けると、あとで分けられません
  • 写真を撮る人を決める
    → 自分か、頼むか。頼むなら開店直後の予定を押さえます
  • SNSのアカウント名を押さえる
    → 店名で取れるうちに取っておきます

1つ目がいちばん効きます。

「◯◯亭」「◯◯TEI」「◯◯てい」が混ざると、検索で見つけてもらいにくくなります。

看板の表記に統一してください。

開業のスケジュールが遅れたときの動き方

遅れる前提で、動かせるものと動かせないものを分けておきます。

項目遅れたときの影響対処
営業許可オープンできない内装の完了予定から逆に数えて申請します
Googleの登録小さい開業日は年と月だけなので、月内の変更なら直す必要がありません
ホームページ小さい日付を書かずに「◯月オープン予定」にしておきます
チラシ大きい日付は確定してから刷ります
採用大きい入店日をずらせるか、事前に伝えておきます
仕入れ大きい初回の納品日を確定後に決めます

紙とお金が動くものだけ、確定を待ってください。

Webは何度でも直せるので、先に出しておくほうが得です。

居抜きと新装でWebの準備は変わるか

物件の種類で、動ける時期が変わります。

  • 居抜き
    → 前の店の情報がGoogleに残っていることがあります。閉店として処理されているかを確認してください
  • 居抜きの利点
    → 工事が短いので、開業日が読みやすくなります
  • 新装
    → 工事が長く、遅れやすいです。日付を出すのは慎重に
  • 共通
    → 物件が決まった時点で、Googleの登録は始められます

居抜きでいちばん多い問題が、前の店の情報です。

同じ住所に別の店が登録されたままだと、検索したときに前の店が出ます。

自分の店として新しく登録し、前の店の情報は閉店として報告してください。

開業前のコンセプトをそのまま原稿にする

開業の準備でいちばん時間をかけるのがコンセプトです。

それを、そのままWebの原稿に使えます。

  • 誰に来てほしいか
    → そのままお店の説明文になります
  • 何を出す店か
    → メニューの並び順の根拠になります
  • なぜこの場所か
    → 地域への思いは、地元の人に効きます
  • 前の仕事で何をしていたか
    → 修業先や経験は、信用につながります
  • どんな時間を過ごしてほしいか
    → 席の作りや営業時間の説明になります

事業計画書に書いたことの多くは、そのまま公開できます。

数字を除けば、外に出して困る内容はほとんどありません。

書き直すのではなく、開業前に書いたものを持ってきてください。

開業前に決めておく営業の条件

Webに書く前に、店の側で決めておくことがあります。

  • 営業時間と定休日
    → 変えるとお客さんが混乱します。最初に無理のない設定にします
  • ラストオーダー
    → 営業時間と別に決めます
  • 予約を受けるか
    → 受けるなら、何人からか、何時間前までか
  • 支払い方法
    → 現金だけか、カードや電子マネーを入れるか。Googleに登録できる項目です
  • 席の使い方
    → 1人客を受けるか、長居を許すか

支払い方法は、探すときの条件になっています。

「カードが使える店」で探している人がいるので、決めたらGoogleに登録してください。

開業してからよくある相談

当社が実際に受ける相談を書いておきます。

  • 「オープンしたのに人が来ない」
    → Googleの情報が空のままのことがあります。まずそこを埋めます
  • 「地図で店が見つからない」
    → オーナー確認が済んでいないか、ピンがずれています
  • 「写真を差し替えたい」
    → 自分で差し替えられる形になっているかを確認してください
  • 「口コミが付かない」
    → お願いしていないことが多いです。会計のときに一言で変わります
  • 「媒体の費用が重い」
    → 3か月の予約人数を数えて、1人あたりに直してください

どれも開業前に手を打っておけるものです。

オープンしてからは、店を回すだけで手一杯になります。

準備の段階で終わらせておいてください。

開業前3か月の週ごとの動き方

最後の3か月を、もう少し細かく分けます。

飲食店開業前3か月の動き方を示した図。12週間前にGoogleへ登録、8週間前にホームページの構成、6週間前にメニューの原稿、4週間前に仮の写真で公開、2週間前にSNSで告知する
店の準備と、Webの準備を並べます
時期店の準備Webの準備
12週間前物件契約・内装の打ち合わせGoogleに登録・オーナー確認を出す
10週間前厨房機器の選定店名の表記を決める・ドメインを取る
8週間前メニューの試作ホームページの構成を決める
6週間前メニューの確定・価格の決定メニューの原稿を作る(そのまま紙にも使えます)
4週間前工事の完了・備品の搬入仮の写真で公開する
2週間前営業許可の申請・練習SNSでオープン日を告知
1週間前プレオープンGoogleの営業時間を本番の設定に直す

6週間前のメニューの原稿が要点です。

ここで作った品名と値段は、紙のメニュー・Google・ホームページの3つでそのまま使えます。

1回作れば足ります。

開業前に作るホームページのページ構成

開業時は7〜8ページで足ります。

  • トップ
    → 何の店で、どこにあるか。写真は工事中のものでよいので1枚
  • メニュー
    品名と値段を文字で。写真は後から足します
  • 店舗の情報
    → 住所・電話・営業時間・定休日・席数・駐車場
  • アクセス
    → 地図と、目印になる建物
  • こだわり
    → 開業前に書いたコンセプトをそのまま
  • お知らせ
    → オープン日と、その後の営業案内
  • お問い合わせ
    → フォームと電話

予約フォームは作らないほうが安全です。

空席を見ていないので、埋まっている時間でも受け付けてしまいます。

予約は電話か、予約の仕組みで受けてください。

採用ページは、必要になった時期に足せば足ります。

オープンしてから作り始めると、いちばん人が来る最初の1か月に間に合いません。

千葉県内の飲食店限定
MISEGAMAE のアイキャッチ。飲食店のホームページ制作を77,000円(税込・買い切り)で行うこと、千葉県内のお店限定であることが書かれ、右側にデモサイトとして制作した架空のカフェのスマートフォン画面が並んでいる

千葉県内の飲食店に限っては、当社が7〜8ページのホームページを77,000円(税込・買い切り)で制作しています。月額はかかりません。
MISEGAMAE(飲食店向けホームページ制作)

プレオープンをWebにどう使うか

本番前に、知り合いや近隣の人を招いて試す店が多いです。

ここは、写真と口コミを作る機会にもなります。

  • 料理の写真を撮る
    → 本番と同じ盛り付けで。ここで撮れば、オープン日から使えます
  • 店内の写真を撮る
    → 人がいる状態の1枚があると、雰囲気が伝わります
  • 感想を聞く
    → 「分かりにくかった」「値段の見え方」など、直せることが出ます
  • 口コミは無理に頼まない
    → 知り合いに書いてもらうのは避けてください
  • SNSに出す
    → オープン前の様子は、告知として効きます

4つ目に注意してください。

知り合いや身内による口コミは、Googleのガイドラインで認められていません。

写真を撮る機会として使うのが正しい形です。

開業してから3か月の見直し

オープンして落ち着いたら、一度見直します。

見るところ何で分かるか直すこと
店名で検索されているかGoogleの管理画面少なければ、まだ知られていません
地図で道順が押されているか同じ画面押されているのに来ていないなら、たどり着けていません
どこから知って来たか「どこで知りましたか」の記録効いている入口に寄せます
写真は本番のものか自分のサイトとGoogle仮のままなら差し替えます
営業時間は合っているか全部の掲載先変えたなら、全部直します

4つ目が残っている店が多いです。

忙しさで、仮の写真のままオープンから半年たっていることがあります。

撮ったらその週に入れてください。

開業前に相見積もりを取るときの注意

内装も、Webも、複数の会社から見積もりを取ることになります。

比べ方を決めておかないと、金額だけで選んでしまいます。

  • 同じ条件で聞く
    → ページ数、写真の有無、原稿を誰が書くか。条件が違えば金額も違います
  • 含まれる作業を書いてもらう
    → 「一式」ではなく、内訳を出してもらいます
  • ドメインとサーバーの名義
    こちらの名義で契約してもらえるかを必ず聞きます
  • 更新のやり方
    → 自分で直せるのか、依頼するのか。依頼なら1回いくらか
  • 納品の時期
    → オープンに間に合うか。工事が遅れた場合の扱いも

3つ目は開業時にこそ確認してください。

制作会社の名義でドメインを取られると、あとで別の会社に移せません。

開業の慌ただしい時期に流されやすいところです。

<span class="fz-12px"><strong>SHUMAN代表<br>嶋津</strong></span>
SHUMAN代表
嶋津

見積もりの金額より、含まれる作業と名義のほうが後々に効きます。

開業前は決めることが多いので、この2つだけは意識して聞いてください。

資金計画にWebの費用を入れておく

開業資金の計算に、Webの費用が入っていないことがあります。

項目初年度の目安備考
ホームページの制作買い切りで10万円台〜月額型なら初期は軽くなります
ドメインとサーバー年8,316円ほどサーバーの特典でドメインが無料になることがあります
写真0円〜自分で撮るなら0円。頼むなら別途
Googleビジネスプロフィール0円登録も運用も無料です
グルメサイト予約人数による1人あたり100〜215円ほど
SNS0円時間はかかります

※金額は目安です。媒体やサービスの費用は、各社の公式ページで確認してください。

開業資金に10万円台を見ておけば、Webの土台はそろいます。

内装や厨房機器に比べれば小さい金額ですが、抜けていると開店後に慌てることになります。

飲食店開業でWebにかけるお金

開業時は、使えるお金が限られています。

やること費用の目安優先度
Googleビジネスプロフィール0円最優先
ホームページ買い切りで10万円台〜高い
サーバーとドメイン年8,316円ほどホームページを持つなら必須
グルメサイトの掲載1人あたり100〜215円開業直後は有効
SNS0円高い
ネット広告月数万円〜後まわしで大丈夫

※金額は目安です。媒体の費用は各社の公式ページで確認してください。

開業直後は、グルメサイトに頼る時期です。

お店の名前で検索する人がまだ少ないので、媒体からの新規が主な入口になります。

名前が知られてきたら、その割合を見直してください。

全体の順番は飲食店の集客方法に書いています。

開業と同時に人を採るとき

オープン前に採用も進めることになります。

  • 募集を出す時期
    → オープンの1〜2か月前。教える時間を確保します
  • 書く場所
    → 自分のページに採用ページを作れば、掲載料は0円です
  • 写真が無い問題
    → ここでも同じです。工事中の写真と、図面でも伝わります
  • 明示すべき事項
    → 媒体を使うかどうかに関係なくかかります
  • 教える人を決める
    → オープン直後は忙しいので、先に決めておきます

詳しくは飲食店の求人を無料で出す3つの方法に書きました。

オープン直後に人が足りないと、料理も接客も落ちます。

いちばん人が来る時期に評判を落とすことになるので、採用は前倒しにしてください。

飲食店開業の流れについてよくある質問

Q
開業前にホームページを作る意味はありますか?
A

あります。オープン前から店名で検索する人がいるためです。看板が出た時点で、近所の人は調べます。

そのとき何も出てこないと、オープンしたことに気づかれません。場所と営業時間とメニューの値段だけでも先に出しておいてください。

Q
居抜き物件で前の店の情報が残っています
A

同じ住所に前の店が登録されたままだと、検索したときにそちらが出ます。

自分の店として新しく登録し、前の店の情報は閉店として報告してください。管理画面から自分で報告できます。

Q
開業直後はグルメサイトに載せたほうがいいですか?
A

開業直後は、お店の名前で検索する人がまだいません。新しいお客さんの入口として、媒体は有効です。

ただし予約1人ごとに費用がかかります。名前が知られてきたら、その割合を見直してください。

0円でできること(Googleの店舗情報・SNS・店頭)を先に終わらせてから使うと、取りこぼしが減ります。

Q
プレオープンで口コミを書いてもらってもいいですか?
A

知り合いや身内による口コミは避けてください。Googleのガイドラインで認められていません。

プレオープンは、料理と店内の写真を撮る機会として使うのが正しい形です。ここで撮れば、オープン日から使えます。

Q
開業前にドメインは取っておくべきですか?
A

店名が決まったら早めに取っておいてください。人気のある名前は先に取られます。

レンタルサーバーの契約に付いてくる無料の特典で取れることもあります。維持費は年8,316円ほどです。

Q
予約フォームは作ったほうがいいですか?
A

おすすめしません。フォームは空席を見ていないため、埋まっている時間でも受け付けてしまいます。

予約は電話か、台帳とつながる予約の仕組みで受けてください。問い合わせフォームは作って大丈夫です。

Q
開業までにどれくらいかかりますか?
A

物件が決まってから3〜6か月が目安です。コンセプトや資金の準備を含めると、半年から1年ほど見ておく形になります。

内装工事の遅れで開業日が動くことがあるため、余裕を持って組んでください。

Q
ホームページはいつ作りますか?
A

物件が決まったら構成を考え始めて、オープンの1か月前には公開している状態が理想です。

開業前は料理の写真が撮れないので、まず場所と営業時間とメニューの値段だけを出し、写真はオープン後に足す形になります。

Q
Googleビジネスプロフィールはいつ登録しますか?
A

物件が決まったらすぐです。オーナー確認にはがきを使う場合、数日から2週間ほどかかります。

開店前でも「準備中」として登録でき、オープン日を入れられます。日付が動いたら当日でも直せます。

Q
開業前にSNSを始めたほうがいいですか?
A

始めて大丈夫です。ただしオープン日を日にちまで出すのは、許可の見通しが立ってからにしてください。

工事の様子や、メニューを決めていく過程は、開業前にしか出せない内容です。

Q
必要な資格は何ですか?
A

食品衛生責任者が必要です。資格者か、保健所の講習会の修了者が対象になります。

店舗の規模や営業の内容によって、防火管理者など別の手続きが必要になることもあります。詳しくは所轄の窓口で確認してください。

Q
営業許可はいつ申請しますか?
A

J-Net21には、竣工の7〜10日前に申請して実地検査を経る、許可までは一般的に2週間弱程度と記載されています。

内装が完成してからでないと検査を受けられないため、工事の遅れがそのまま開業日の遅れになります。

Q
開業直後は何にお金をかけますか?
A

まず0円でできることです。Googleビジネスプロフィール、SNS、店頭。ここが空のまま広告を出すと、来た人を取りこぼします。

開業直後は店名で検索する人が少ないため、新規の入口としてグルメサイトを使う判断は合理的です。名前が知られてきたら、その割合を見直してください。

まとめ:飲食店開業はWebの準備を先に組み込む

  • Googleビジネスプロフィールは3か月前
    → オーナー確認に時間がかかります
  • ホームページは2段階
    → 開業前は写真が撮れないので、先に場所と値段を出します
  • 写真は自分で差し替えられる形に
    → 差し替えに費用がかかると、仮のまま残ります
  • 日付を紙に刷るのは確定してから
    → 工事の遅れで開業日は動きます
  • 始めた理由はいま書く
    → 忙しくなると書けなくなります
  • 開店直後の1か月がいちばん人が来る
    → そこに間に合わせます

オープンしてから作り始めると、いちばん人が来る最初の1か月に間に合いません。

千葉県内の飲食店限定
MISEGAMAE のアイキャッチ。飲食店のホームページ制作を77,000円(税込・買い切り)で行うこと、千葉県内のお店限定であることが書かれ、右側にデモサイトとして制作した架空のカフェのスマートフォン画面が並んでいる

7〜8ページ・77,000円(税込・買い切り)。月額はかかりません。

開業前は写真が無いので、先に文字で作って、あとから自分で差し替えられる形にします。

開業前のどの時期に何をやるか、という相談でも大丈夫です。

出典・参考文献

  1. J-Net21(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)「飲食店開業の諸手続き」/飲食店営業許可は所轄の保健所へ竣工7〜10日前に申請し実地検査を経て取得、許可までは一般的に2週間弱程度。食品衛生責任者は資格者または保健所の講習会修了者。開業届などの税務申請は所轄の税務署へ、個人は事業開始月から1か月以内。深夜酒類提供飲食店営業届は最寄りの警察署(2026年8月12日確認) ↩︎
  2. Google Search Console(当社運営メディア チバっす)/2026年7月12日〜8月9日の検索語別データ。取得できた検索語545語・表示9,237回のうち、「メニュー」を含む語が1,177回(12.7%)(2026年8月11日取得) ↩︎
  3. Google「Google ビジネス プロフィール」/登録と利用は無料(2026年8月12日確認) ↩︎
  4. Google ビジネス プロフィール ヘルプ「開業日を追加する」/「開業日の入力で必要になるのは、年と月のみです。1 年先の日付まで入力できます」「開業日の 90 日前から Google にプロフィールが表示されるようになります」(2026年8月12日確認) ↩︎