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飲食店のホームページの作り方と載せる項目 誰のものになるかまで

飲食店のホームページの作り方と載せる項目、誰のものになるかを扱うアイキャッチ。店名検索のうしろに付く語はメニューが15.5%、見ているのはスマートフォンが81.4%、他社20本が書かない論点は名義であることが3つの枠に並んでいる

【運営元より】
本記事は、千葉県佐倉市でホームページ制作・Web顧問を手がけるSHUMAN合同会社が制作・運営しています。
当社はホームページを作る側なので、そこは差し引いて読んでください。そのうえで、作らないほうがよい店があることと、当社に頼まなくても自分でできることも書きます。
数字は自社メディアの検索データと、他社20本を実際に読んで数えたものです。

嶋津文仁

SHUMAN合同会社 代表。Webマーケ実務10年以上。最難関分野(YMYL)で検索上位を実務担当、自社メディアでオーラルケア1位、月間100万PVメディアを運営。千葉のローカルビジネスを丸ごと伴走支援。

飲食店のホームページを作ろうとして、調べはじめたところだと思います。

先に、いちばん見落とされていることを書きます。

そのホームページが誰の名前で作られるか、です。

他社の記事を20本読みましたが、名義に触れたものは1本もありませんでした1

上位に出てくるのが、制作会社かサービス会社ばかりのためです。

作り方も、載せる項目も書きますが、そこだけは最初に置いておきます。

  1. 結論:飲食店のホームページは誰のものになるかまで決めて作る
  2. 飲食店のホームページを作る前に決める3つ
  3. 店の名前で調べた人がホームページに何を求めているか
  4. 飲食店のホームページに載せる項目
    1. 公開するのに要る4つ
    2. 余裕が出たら足す4つ
    3. 無くても困らない4つ
  5. ホームページのメニューは画像1枚で終わらせない
  6. ホームページに載せる写真は撮り直さなくていい
  7. ホームページはスマホで見て確かめる
  8. 飲食店のホームページの作り方は3つ
  9. 自分で作るならどこまでできるか
  10. そのホームページは誰のものになるか
  11. ホームページで予約をどう受けるか
  12. ホームページは開店前と開店後のどちらで作るか
  13. 外国語のページはいるか
  14. ホームページの住所(ドメイン)の決め方
  15. ホームページの文章は誰が書くか
  16. ホームページを頼む前に聞く7つの質問
  17. ホームページとグルメサイトとSNSの役割分担
  18. デザインは配色でなく順番を参考にする
  19. ホームページを公開したあとにやること
  20. ホームページを公開する前の最終チェック
  21. ホームページを作ったのに検索に出てこないとき
  22. 飲食店のホームページでよくある失敗
  23. ホームページで見る数字は2つでいい
  24. 飲食店のホームページの先に読む記事
    1. 作る前に決める
    2. お金まわり
    3. 作ったあとに集める
    4. 困りごとから探す
  25. 飲食店のホームページの作り方についてよくある質問
  26. まとめ:飲食店のホームページは項目と名義を決めてから
  27. 出典・参考文献

結論:飲食店のホームページは誰のものになるかまで決めて作る

そのホームページは誰のものかを確かめる4項目。ドメインとサーバーが店の名前で契約されているか、中のデータである文章と写真を持ち出せるか、撮ってもらった写真を使い続けられるか。4つとも店の名前ならいつでも別の会社に移せる
この4つが店の名前なら、あとで動けます

決めることは3つです。

  1. 何を載せるか
    → 探している人が見たい順に並べます
  2. どう作るか
    → 自分で作る・月額のサービス・制作会社に頼むの3つです
  3. 誰のものになるか
    → ドメイン・サーバー・中のデータ・写真の名義です

3つ目を決めないまま作った店が、あとで動けなくなります。

直したいのに連絡がつかない、別の会社に頼みたいのに移せない、という形で出てきます。

作るかどうかを迷っている段階なら、先に飲食店にホームページはいらないのかを読んでください。

この記事は、作ると決めた人向けです。

飲食店のホームページを作る前に決める3つ

デザインの話は、まだ先です。

先に決めておくと、あとの打ち合わせが短くなります。

決めること決め方決まっていないと
1何のために作るか予約・求人・メニューのどれから先に効かせたいかを決めるページが増えるだけで、何も起きません
2誰に見せるかはじめて来る人か、常連か書く言葉が決まりません
3誰が更新するか店の人か、頼むか更新できない作りになります

3つ目を先に決めてください。

店の人が直すなら、直せる作りにしてもらう必要があります。

頼むなら、1回いくらかを聞いておきます。

営業時間を1行変えるのに費用がかかる契約は、実際にあります。

<span class="fz-12px"><strong>SHUMAN代表<br>嶋津</strong></span>
SHUMAN代表
嶋津

「更新は無料です」と言われても、範囲を聞いてください。

文字だけ無料で、写真の差し替えは有料、という分け方があります。

店の名前で調べた人がホームページに何を求めているか

店の名前で調べた人が次に何を見ているかの棒グラフ。90日でのべ17,042回のうち、口コミ・評判19.1%、メニュー15.5%、写真7.4%、子連れ・ペット0.2%。残り57.8%は店の名前だけで調べている
当社のメディアに実際に来ている検索語です

ここは推測ではなく、自社の数字を出します。

当社が運営している千葉県のグルメメディアで、90日ぶんの検索語を数えました2

店の名前で調べている語が383語・のべ17,042回ありました。

その語に、何が付いているかです。

付いていた語割合自分のサイトに載せられるか
口コミ・評判・レビュー19.1%載せられません
メニュー15.5%載せられます
写真7.4%載せられます
子連れ・ペット0.2%載せられます
(店名だけ)57.8%

メニューと写真の2つに、答えが出ています。

口コミはよそにありますが、メニューと写真は自分で載せられます。

店の名前で調べた人の4人に1人近くが、メニューか写真を探しています。

そこに何も無いページだと、見た人はグルメサイトへ戻ります。

1つ、この数字の限界も書いておきます。

これは当社のメディアに当たった語で、お店自身のサイトの数字ではありません。

駐車場や営業時間が0%なのは需要が無いからではなく、当社の記事がその語で上位に出ていないためです2

上の3つの順番だけを見てください。

よそに書かれた口コミにどう返すかは飲食店の口コミ返信の例文にあります。

飲食店のホームページに載せる項目

飲食店のホームページに載せる項目を3段階に分けた図。先に載せるのはメニューと値段・写真・営業時間と定休日・場所と行き方。次に席数と個室・駐車場・予約の方法・支払い方法。あとでいいのが店主のあいさつ・こだわり・沿革・採用
左の4つだけで公開してかまいません

全部を最初から作ろうとすると、公開できません。

順番を付けます。

公開するのに要る4つ

  • メニューと値段
    → いちばん探されています
  • 写真
    → 料理と店内の両方です
  • 営業時間と定休日
    → 臨時の休みも書ける形にします
  • 場所と行き方
    → 地図と、駅からの歩き方です

この4つは、どんな店でも要ります。

ページの数でいうと、トップ・メニュー・アクセス・お問い合わせの4ページです。

ただし、4ページで足りるという意味ではありません。

一通りそろえるなら、次の8ページになります。

  1. トップページ
    → 何の店かが一目で分かるように
  2. メニュー
    → 1品ずつ文字で書きます
  3. お店の紹介
    → どんな店かを短く
  4. アクセス
    → 地図と行き方
  5. ご予約・お問い合わせ
    → 電話番号と受付時間、何名から受けるか
  6. 採用情報
    → 求人を出さない店では作りません
  7. プライバシーポリシー
    → 問い合わせを受けるなら要ります
  8. お知らせ
    → 臨時休業を自分で書ける箱です

これ以上ページを増やす必要はありません。

数を水増しすると、中身の無いページが残るだけになります。

余裕が出たら足す4つ

  • 席数と個室の有無
    → 人数で探す人がいます
  • 駐車場
    → 台数と、無いなら近くのコインパーキングまで
  • 予約の方法
    → 電話だけなら、電話だけと書きます
  • 支払い方法
    → 現金だけなら、それも書いておきます

「現金のみ」は、書いておくほうが親切です。

着いてから分かると、その人はもう来ません。

無くても困らない4つ

  • 店主のあいさつ
    → 無くても困りません
  • こだわり
    → 書くなら具体的に1つだけです
  • 沿革
    → 創業年だけで足ります
  • 採用
    → 募集するときに作ります

求人を出すなら飲食店の求人を無料で出す方法に書きました。

載せる項目が決まっていれば、ホームページの制作は打ち合わせ1回ぶんで終わります。

千葉県内の飲食店限定
MISEGAMAE のアイキャッチ。飲食店のホームページ制作を77,000円(税込・買い切り)で行うこと、千葉県内のお店限定であることが書かれ、右側にデモサイトとして制作した架空のカフェのスマートフォン画面が並んでいる

千葉県内の飲食店に限っては、当社が7〜8ページのホームページを77,000円(税込・買い切り)で制作しています。月額はかかりません。ドメインもサーバーも、お店の名前で契約します。
MISEGAMAE(飲食店向けホームページ制作)

ホームページのメニューは画像1枚で終わらせない

メニューは文字で載せることを示した図。画像を1枚貼るだけだと拡大しないと読めず検索にも出ず値段だけ直せない。文字で書けばスマホでそのまま読め、料理名で見つけてもらえ、値段だけ直せる
写真は添えるもの。読ませるのは文字です

紙のメニューを写真で撮って、1枚だけ貼っている店があります。

作るのは早いのですが、3つ困ることが起きます。

  • スマホで読めない
    → 指で広げないと字が見えません
  • 検索に出てこない
    → 画像の中の文字は、そのままでは読み取られません
  • 値段だけ直せない
    → 1行変えるのに撮り直しになります

料理名と値段は、文字で書いてください。

写真はその横に添えます。

全部の料理を載せる必要はありません。

看板になるものを10品ほど書けば、どんな店かは伝わります。

<span class="fz-12px"><strong>SHUMAN代表<br>嶋津</strong></span>
SHUMAN代表
嶋津

「時価」とだけ書いてあると、電話で聞かないと分かりません。

だいたいの幅でも書いてあるほうが、来る人は決めやすいです。

値段は、税込で書いてください。

国税庁は「事業者が消費者に対してあらかじめ価格を表示する場合に…税込価格を表示することを義務付けるもの」としています3

ホームページに値段を出すなら、これに当たります。

税別だけで書いていると、直すことになります。

紙のメニュー表そのものの作り方は飲食店のメニュー表の作り方にあります。

ホームページに載せる写真は撮り直さなくていい

プロに頼まないと、と思う必要はありません。

いま持っている写真の中から選び直すだけで、だいぶ変わります。

  • 料理は真上か斜め45度
    → どちらかに揃えます
  • 窓の近くで撮る
    → 店の照明だけだと黄色くなります
  • 店内は人がいないときに
    → お客さんが写り込むと使えません
  • 外観は昼と夜の2枚
    → 夜に探す人は、夜の見た目を知りたいです

並べる順番のほうが大事です。

料理・店内・外観の順に並べると、来たときの流れと同じになります。

撮り直すなら、看板メニュー1品からで足ります。

全品を撮り直そうとすると、いつまでも公開できません。

インスタに上げた写真をそのまま使う手もあります(飲食店のインスタ集客)。

ホームページはスマホで見て確かめる

飲食店のホームページを見ている端末の内訳。90日の表示回数32,867回のうちスマートフォンが81.4%で26,764回、パソコンが17.4%で5,726回、タブレットが1.1%で377回
パソコンだけで確認しないでください

ここも自社の数字を出します。

当社のメディアの表示回数32,867回のうち、スマートフォンが81.4%でした4

パソコンは17.4%です。

それなのに、ホームページはパソコンで作られて、パソコンで確認されます。

他社20本のうち、スマホの実機で確かめるよう書いた記事は0本でした1

公開する前に、自分のスマホで開いてください。

  1. 指で広げずに字が読めるか
    → 読めないなら文字が小さすぎます
  2. 電話番号を押したらかかるか
    → 文字が置いてあるだけの店があります
  3. 地図が指で動かせるか
    → 画像を貼っただけだと動きません
  4. メニューまで何回スクロールするか
    → 5回を超えるなら、上に近づけます

2つ目でつまずいている店が、いちばん多いです。

電話番号を押せるようにするのは、制作会社に言えばすぐ直せます。

飲食店のホームページの作り方は3つ

飲食店のホームページの作り方3つを比べた表。自分で作る・月額のサービス・制作会社に頼むの3列で、お金と時間と名義とやめたときの4行を比べている。金額でなくやめたときに残るかで選ぶと書かれている
3つを、やめたときにどうなるかで比べます

作り方は、大きく3つです。

自分で作る月額のサービス制作会社に頼む
お金年1万円ほど月2千円〜5万円数万円〜数十万円
時間自分の時間がかかる少なくて済む打ち合わせのぶん
名義自分のもの会社のものが多い契約で決まる
やめたとき残る消えることがある契約で決まる

金額で選ぶと、下の2行を見落とします。

月額のサービスは始めるのが早い代わりに、やめると中身ごと消えることがあります。

3年続ければ、月額でも合計は制作費と変わらなくなります。

金額の内訳は飲食店のホームページ費用に、実費まで分けて書きました。

選ぶときの順番は、こうです。

  • STEP1
    自分で更新するかを決める

    → 自分で直したいなら、直せる作りにしてもらいます。頼みっぱなしにするなら更新料を聞きます

  • STEP2
    やめたときにどうなるかを聞く

    → 月額のサービスなら、解約したあとデータを持ち出せるかを確かめます

  • STEP3
    名義を確かめる

    → ドメインとサーバーが店の名前で契約されるかどうか。ここで答えが濁る相手は避けます

  • STEP4
    そのうえで金額を比べる

    → 上の3つが同じ条件になってから比べないと、安いほうが高くつきます

自分で作るならどこまでできるか

結論から言うと、はじめの4ページまでは自分でも作れます。

トップ・メニュー・アクセス・お問い合わせです。

残りの4ページは、あとから足すことになります。

店の紹介・採用情報・プライバシーポリシー・お知らせです。

  • できること
    → 文章を書く、写真を並べる、営業時間を直す
  • 時間がかかること
    → スマホでの見え方をそろえる
  • つまずくこと
    → 独自ドメインの設定と、メールの設定
  • 頼んだほうが早いこと
    → 予約の仕組みとの連携

つまずくのは、たいてい設定のところです。

文章や写真は、店の人が用意したほうが良いものになります。

途中まで自分で作って、あとから頼むこともできます。

そのとき、独自ドメインを自分で取っておくと引き継ぎが楽になります。

逆に、無料のサービスで作ったものは持ち出しにくいです。

店名が入らない住所になっていると、作り直しになることがあります。

そのホームページは誰のものになるか

ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。

実読した20本のうち、名義に触れた記事は0本でした1

上位に出てくるのが、制作会社かサービス会社なので当然でもあります。

自分たちに不利なことは、書きにくいのが普通です。

確かめるもの何が問題になるか
ドメイン制作会社の名前で契約されていると、やめるとき渡してもらう話になります
サーバー同じです。誰が料金を払っているかで分かります
中のデータ書いた文章と写真を持ち出せるか。持ち出せないと作り直しです
写真撮ってもらった写真を、契約が終わっても使えるか

4つとも店の名前になっていれば、いつでも別の会社に移せます。

移せる状態にしておくこと自体が、安心につながります。

これは、いまの会社を疑うという話ではありません。

担当者が変わることも、会社が無くなることもあります。

<span class="fz-12px"><strong>SHUMAN代表<br>嶋津</strong></span>
SHUMAN代表
嶋津

制作会社の名前でドメインが取られていると、更新料も相手が払っています。

その支払いが止まると、ある日サイトが見えなくなります。

ドメインとサーバーが店の名前になっているホームページなら、あとで別の会社にも移せます。

千葉県内の飲食店限定
MISEGAMAE のアイキャッチ。飲食店のホームページ制作を77,000円(税込・買い切り)で行うこと、千葉県内のお店限定であることが書かれ、右側にデモサイトとして制作した架空のカフェのスマートフォン画面が並んでいる

千葉県内の飲食店に限っては、当社が7〜8ページのホームページを77,000円(税込・買い切り)で制作しています。月額はかかりません。ドメインもサーバーも、お店の名前で契約します。
MISEGAMAE(飲食店向けホームページ制作)

ホームページで予約をどう受けるか

予約の受け方は、席数と人手で決まります。

仕組みを増やすほど良いわけではありません。

受け方向いている店気をつけること
電話だけ席数が少なく、電話に出られる店出られない時間があるなら、その時間を書いておきます
問い合わせフォーム折り返しの手間を許せる店返事が来るまで予約が確定しません
ネット予約の仕組み席数が多く、取りこぼしを減らしたい店月額と、席の管理をする人が要ります
グルメサイトの予約すでに掲載している店1人あたりの送客手数料がかかります

電話だけでも、ホームページは作れます。

むしろ、電話番号が押せる状態になっているかのほうが大事です。

フォームを置くなら、返事の目安を書いてください。

「2営業日以内にお返事します」の1行があるだけで、待つ側の気持ちが変わります。

仕組みの選び方は飲食店の無料の予約システムにまとめました。

インスタから予約を受けたい場合はインスタに予約ボタンが付かないときを見てください。

送客手数料の考え方は食べログの手数料に書いています。

ホームページは開店前と開店後のどちらで作るか

先に作っておくほうが、あとが楽です。

ただし、開店前に全部そろえようとすると間に合いません。

  • STEP1
    開店の2か月前

    → ドメインを取り、店名で検索したときに何か出る状態にします。1ページでかまいません

  • STEP2
    開店の1か月前

    → メニューと値段、場所、営業時間を入れます。写真は開店前に撮ったもので足ります

  • STEP3
    開店の直前

    → Googleの登録先を作り、そこからホームページへリンクを張ります

  • STEP4
    開店から1か月後

    → 実際に出た料理の写真に差し替えます。ここでようやく本番の見た目になります

開店前は、1ページだけで十分です。

店名で調べた人が、開店日と場所を知れれば足ります。

開店までの流れ全体は飲食店の開業の流れにあります。

もう開店している店なら、順番は変わりません。

メニューと写真から入れて、あとは足していきます。

外国語のページはいるか

ほとんどの店は、いりません。

ただし、観光地の近くや、駅から人が流れてくる場所なら話が変わります。

  1. まずメニューだけ
    → 全ページを訳す必要はありません
  2. 写真と値段を並べる
    → 言葉が分からなくても、これで注文できます
  3. 食べられないものを書く
    → 豚肉・酒・だしに何を使っているかです
  4. 自動の翻訳に任せない
    → 料理名は、そのままローマ字のほうが伝わることがあります

3つ目は、日本語のページにも書いておく価値があります。

アレルギーのある人が見るところでもあります。

迷うなら、あとからでかまいません。

先に日本語のページを整えるほうが、来店には効きます。

ホームページの住所(ドメイン)の決め方

ドメインは、あとから変えられません。

正しくは変えられますが、変えると検索での積み上げがいったん切れます。

だいたい、店名のローマ字で取ります。

  • 店名をそのまま
    → いちばん分かりやすい形です
  • 短くする
    → 口で伝えるので、長いと言いにくいです
  • ハイフンは1つまで
    → 2つ以上あると、電話で説明できません
  • 数字と紛らわしい字を避ける
    → l(エル)と1、o(オー)と0です

地域名を入れるかは、迷うところです。

2店目を別の市に出す予定があるなら、入れないほうが後で困りません。

末尾料金の目安向いている店
.com年1,500円前後いちばん無難です。迷ったらここです
.jp年3,000円前後日本の会社であることを見せたいとき
.co.jp年4,000円前後法人だけが取れます。1社1つです
安い末尾年数百円〜初年度だけ安く、2年目から上がることがあります

いちばん安い末尾は、更新のときに値上がりすることがあります。

契約するときは、初年度の金額でなく2年目以降の金額を見てください。

取るのは、制作を頼む前でも大丈夫です。

先に自分で取っておけば、名義の話をしなくて済みます。

ホームページの文章は誰が書くか

ここで止まる店が、いちばん多いです。

写真は撮れても、文章が書けなくて公開が半年遅れる、ということが起きます。

うまく書こうとしなくて大丈夫です。

3つの質問に答えるだけで、トップページの文章になります。

  • STEP1
    何の店ですか

    → 「佐倉市の古民家カフェです」のように、一言で言い切ります。かっこよくする必要はありません

  • STEP2
    いちばん食べてほしいものは何ですか

    → 1品だけ挙げます。理由を1行足すと、それがそのまま紹介文になります

  • STEP3
    どんなときに来てほしいですか

    → ランチ、仕事帰り、家族と。1つ選ぶと、写真も文章もそこに寄せられます

この3つの答えを並べるだけで足ります。

長い文章より、短くて具体的なほうが読まれます。

書けないところは、空けたまま公開してかまいません。

店主のあいさつが無くても、誰も困りません。

<span class="fz-12px"><strong>SHUMAN代表<br>嶋津</strong></span>
SHUMAN代表
嶋津

「こだわりの食材を厳選し」で始まる文章は、どの店にも書けます。

「朝5時に市場で選んでいます」なら、その店にしか書けません。

ホームページを頼む前に聞く7つの質問

そのまま読み上げて使える形にしました。

  • ドメインは店の名前で取ってもらえますか
    → 「はい」以外なら理由を聞きます
  • サーバーの契約者は誰になりますか
    → 店の名前が基本です
  • 解約したら、サイトはどうなりますか
    → 消えるのか、残るのかです
  • 文章と写真のデータはもらえますか
    → 渡せない理由があるのかを聞きます
  • 営業時間を1行変えるのはいくらですか
    → 無料の範囲を確かめます
  • 撮ってもらった写真は、契約後も使えますか
    → チラシや食べログにも使うためです
  • 月額に何が含まれていますか
    → サーバー代なのか、作業料なのかです

7つとも、答えにくい質問ではありません。

すぐに答えられない相手だと、あとで話が食い違います。

言いにくければ、この記事を見せてください。

聞かれ慣れている会社なら、その場で答えが返ってきます。

ホームページとグルメサイトとSNSの役割分担

どれか1つに絞る話ではありません。

役割が違うので、重ねて持ちます。

何をする場所か強いところ弱いところ
ホームページ来るかどうかを決める場所全部自分で決められる置いただけでは見つからない
グルメサイト探す場所探している人が最初に来る手数料と、並び方を決められない
Googleの地図近くで探す場所無料で、地図から直接来る書ける量が少ない
SNS思い出してもらう場所写真がそのまま資産になる過去の投稿は流れて見えなくなる

ホームページだけが「決める場所」です。

メニューも値段も並び順も、自分で決められるのはここだけです。

逆に、置いただけでは見つけてもらえません。

見つけてもらう側は、地図とグルメサイトとSNSが担います。

順番としては、地図が先です。

ホームページを作ったら、地図の登録先からそこへリンクを張ります。

デザインは配色でなく順番を参考にする

飲食店のホームページのデザインを参考にするときに見る4つ。上から何が並んでいるか、電話や地図がどこにあるか、文字の大きさ、写真の枚数。配色を真似ても順番が違うと同じにならないと書かれている
おしゃれに見える理由は、色ではありません

参考サイトを集めるとき、見た目だけを見てしまいがちです。

同じ色にしても、同じようにはなりません。

  • 上から何が並んでいるか
    → 写真、店名、何の店か、メニューの順が多いです
  • 電話と地図がどこにあるか
    → スマホだと画面の下に固定されていることがあります
  • 文字の大きさ
    → スマホで読めるかどうかです
  • 写真の枚数
    → 多さでなく、料理と店内が揃っているかです

この4つをメモして持っていくと、打ち合わせが早く進みます。

「こういう雰囲気で」より、ずっと伝わります。

真似てはいけないのは、写真と文章です。

他店の写真や紹介文をそのまま使うと、著作権の話になります。

ホームページを公開したあとにやること

公開して終わりではありません。

といっても、毎日更新する必要はありません。

  • STEP1
    Googleの登録先にサイトの住所を入れる

    → 地図から自分のサイトへ来てもらえるようになります。順位の材料にもなります

  • STEP2
    スマホでもう一度ひととおり見る

    → 公開後に崩れることがあります。電話が押せるかも見ます

  • STEP3
    営業時間が変わったら、その日に直す

    → ここだけは早く直します。間違ったまま出ていると来店が減ります

  • STEP4
    3か月に1回、写真を1枚入れ替える

    → 毎日更新より、これで足ります

Googleへの登録は飲食店のグーグルマップ登録にまとめました。

地図での順位の考え方は飲食店のMEO対策に書いています。

アクセス数は、はじめのうちは見なくて大丈夫です。

公開した直後は、そもそも数字が出ません。

ホームページを公開する前の最終チェック

公開ボタンを押す前に、12個だけ見てください。

自分のスマホで開いて、上から順に確かめます。

見るところ確かめ方
1電話番号押して、電話がかかる状態になるか
2営業時間いまの時間で合っているか。定休日も書いてあるか
3住所地図が指で動かせるか。番地まで合っているか
4メニューと値段指で広げずに読めるか。税込で書いてあるか
5写真料理と店内と外観が揃っているか
6問い合わせ実際に自分で送ってみて、届くか
7メールの受け取り迷惑メールに入っていないか
8文字の大きさ腕を伸ばした距離で読めるか
9読み込みの速さ3秒たっても真っ白でないか
10表記の揺れ店名の書き方が全ページで同じか
11鍵マーク住所の左に鍵が出ているか
12ドメインの名義店の名前で契約されているか

6番目は、必ず自分でやってください。

フォームが動いていない店が、思ったより多いです。

7番目も一緒に見ます。

届いていても迷惑メールに入っていると、気づかないまま予約を逃します。

ホームページを作ったのに検索に出てこないとき

公開してすぐは、出てこなくて当たり前です。

とくに新しく取ったドメインは、Googleに見つけてもらうまでに時間がかかります。

店名で出てくるまで、数日から数週間みておいてください。

ただ、1か月たっても店名で出てこないなら、原因は決まっています。

  1. 公開してから日が浅い
    → とくに取ったばかりのドメインは、出てくるまで数週間かかることがあります
  2. 検索されないようにする設定が入ったまま
    → 作っている間に付けた設定を、公開時に外し忘れています
  3. Googleに知らせていない
    → サーチコンソールに登録すると、見に来てもらえます
  4. どこからもリンクされていない
    → Googleの登録先や、自分のSNSから1本張ります
  5. 店名が本文に書かれていない
    → 画像の中にしか店名が無いことがあります

いちばん多いのは、1つ目です。

制作中はわざと検索に出ないようにしておくので、そのまま公開されると出ません。

制作会社に「検索避けの設定が外れているか」と聞けば済みます。

自分で作った場合も、設定の画面に同じ項目があります。

それでも出ないときは、店名で検索してみてください。

グルメサイトや地図が先に出ているだけで、下のほうに自分のサイトが出ていることがあります。

地図の枠での順位は、また別の仕組みです(飲食店のMEO対策)。

飲食店のホームページでよくある失敗

作ってから直すのは大変なので、先に挙げておきます。

よくある形何が起きるか
1メニューが画像1枚だけスマホで読めず、検索にも出てきません
2営業時間が古いまま閉まっている日に来た人は、もう来ません
3電話番号が押せないその場でかけたい人を取りこぼします
4トップに動画が入っているスマホだと重く、見る前に閉じられます
5ドメインが制作会社の名前やめるときに渡してもらう話になります
6更新のたびに費用がかかる直さなくなり、情報が古いまま残ります

2番目と5番目が、あとから効いてきます。

どちらも作るときに決まってしまうので、最初に押さえてください。

ホームページで見る数字は2つでいい

アクセス解析を入れても、見なければ意味がありません。

はじめのうちは、2つだけ見れば足ります。

  • 店名で調べて来た人の数
    → サーチコンソールで、店名を含む語の表示回数を見ます
  • 電話が押された回数
    → 地図の管理画面で見られます。来店にいちばん近い数字です

月に1回、同じ日に見てください。

毎日見ても動かないので、記録が残るほうが役に立ちます。

数が少なくても、はじめのうちは気にしなくて大丈夫です。

公開した直後は、そもそも見られていません。

飲食店のホームページの先に読む記事

飲食店のホームページに関する記事の読む順番を示した図。作る前に決める、作るときに読む、作ったあとに読む、の3つに分かれ、全部で25本あることが書かれている
困っているところから読めます

飲食店向けに25本書いています。

いま困っているところから読んでください。

作る前に決める

お金まわり

作ったあとに集める

困りごとから探す

飲食店のホームページの作り方についてよくある質問

Q
飲食店にホームページは本当に必要ですか。
A

店によります。

予約が電話だけで回っていて、通りがかりのお客さんで満席なら、急ぎません。

判断の材料は飲食店にホームページはいらないのかに書きました。

Q
グルメサイトに載せているので、ホームページはいりませんか。
A

役割が違います。

グルメサイトは探す場所、ホームページは決める場所です。

店の名前で調べた人のうち、15.5%がメニューを、7.4%が写真を付けて調べていました2

Q
ホームページは何ページ作ればいいですか。
A

飲食店なら7〜8ページはほしいところです。

トップ、メニュー、お店の紹介、アクセス、ご予約・お問い合わせ、採用情報、プライバシーポリシー、お知らせ。この8つで一通りそろいます。

どうしても急ぐなら、はじめの4ページ(トップ・メニュー・アクセス・お問い合わせ)から公開して、残りを足していく形でも進められます。

Q
自分で作れますか。
A

4ページくらいまでなら作れます。

つまずくのは独自ドメインとメールの設定です。文章と写真は店の人が用意したほうが良いものになります。

途中まで自分で作って、あとから頼むこともできます。

Q
無料で作れるサービスを使ってもいいですか。
A

使えますが、2つ確かめてください。

やめたときにデータを持ち出せるか、住所に店名を入れられるかです。

住所が店名と関係ない形だと、あとで移すときに作り直しになります。

Q
ドメインは誰の名前で取るべきですか。
A

お店の名前です。

実読した20本のうち、名義に触れた記事は0本でした1

店の名前で取っておけば、いつでも別の会社に移せます。

Q
メニューは紙の写真を貼るだけではだめですか。
A

できれば文字で書いてください。

画像の中の文字は、そのままでは検索に出てきません。スマホでも読みにくいです。

看板になる10品ほどを文字で書き、写真は横に添えます。

Q
スマホ用に別で作る必要がありますか。
A

いまはほとんどの作り方で、1つで両方に合います。

ただし確認は必要です。表示回数の81.4%がスマートフォンでした4

公開前に、自分のスマホで文字が読めるか、電話が押せるかを見てください。

Q
作ったあと、どのくらいの頻度で更新すればいいですか。
A

営業時間が変わったときと、3か月に1回の写真の入れ替えで足ります。

毎日更新しても、そのために来る人はほとんどいません。

古い営業時間が出ているほうが、よほど困ります。

Q
公開したのに、検索しても出てきません。
A

まず、検索避けの設定が残っていないかを確かめてください。

制作中は出ないようにしてあるので、外し忘れるとそのままになります。

外れているなら、サーチコンソールに登録して、Googleの登録先からリンクを張ります。

Q
開店前でもホームページは作ったほうがいいですか。
A

1ページだけ先に作っておくと楽です。

店名で調べた人が、開店日と場所を知れれば足ります。2か月前くらいが目安です。

メニューや写真は、開店してから差し替えられます。

Q
英語のページは必要ですか。
A

ほとんどの店では、まだ要りません。

観光地の近くなら、メニューだけ英語にするところから始めてください。

写真と値段を並べれば、言葉が分からなくても注文できます。

Q
ドメインはどれを選べばいいですか。
A

迷ったら .com で大丈夫です。

年1,500円前後で、いちばん無難な選び方になります。法人なら .co.jp も取れます。

いちばん安い末尾は、2年目から値上がりすることがあるので、更新後の金額を見てください。

Q
文章が書けなくて止まっています。
A

3つの質問に答えるだけで足ります。

何の店か、いちばん食べてほしいものは何か、どんなときに来てほしいか。

うまく書こうとせず、具体的に書いてください。書けないところは空けたまま公開できます。

Q
問い合わせフォームは必要ですか。
A

電話だけでも公開できます。

ただし、電話に出られない時間が長い店は、フォームがあると取りこぼしが減ります。

付けたら、必ず自分で1回送って、迷惑メールに入っていないかまで確かめてください。

Q
制作会社が連絡を返してくれません。
A

まず、ドメインとサーバーが誰の名前かを確かめてください。

店の名前なら、別の会社に移せます。管理画面に入れるかも見ておきます。

相手の名前だった場合は、渡してもらう相談から始まります。

まとめ:飲食店のホームページは項目と名義を決めてから

  • 決めるのは3つ
    → 何を載せるか・どう作るか・誰のものになるか
  • 先に載せる4つ
    → メニューと値段・写真・営業時間・場所
  • メニューは文字で書く
    → 画像1枚だと読めず、検索にも出ません
  • スマホで確かめる
    → 表示の81.4%がスマートフォンでした
  • 作り方は3つ
    → やめたときに残るかで比べます
  • 名義は4つ確かめる
    → ドメイン・サーバー・データ・写真
  • 契約前に7つ聞く
    → 答えられない相手は避けます
  • デザインは順番を参考にする
    → 配色を真似ても同じになりません
  • 更新は営業時間だけ急ぐ
    → 毎日更新はいりません

作る前に決まっていれば、あとは早いです。

迷うところは、たいてい決めていないところです。

飲食店のホームページを作るなら、載せる項目と名義の2つを決めてから見積もりを取ってください。

千葉県内の飲食店限定
MISEGAMAE のアイキャッチ。飲食店のホームページ制作を77,000円(税込・買い切り)で行うこと、千葉県内のお店限定であることが書かれ、右側にデモサイトとして制作した架空のカフェのスマートフォン画面が並んでいる

千葉県内の飲食店に限っては、当社が7〜8ページのホームページを77,000円(税込・買い切り)で制作しています。月額はかかりません。ドメインもサーバーも、お店の名前で契約します。
MISEGAMAE(飲食店向けホームページ制作)

出典・参考文献

  1. 「飲食店 ホームページ」「同 作り方」「同 自作」「同 項目」の検索結果から、本文を取得できた20本を機械で照合した(2026年8月14日)。「名義」「持ち主」「所有権」「譲渡」「移管」「乗り換え」「他社に」「縛り」はいずれも20本中0本。「メニューを載せ」「値段を載せ」「写真の撮り方」「スマホで見」も0本。5年などの総額に触れたものが2本、解約したらどうなるかが4本、独自ドメインが5本 ↩︎
  2. 当社が運営する千葉県のグルメメディア「チバっす」(chibassu.com)のGoogle Search Console。期間2026年5月16日〜8月13日の90日間。飲食店の記事に当たった検索語だけを対象とし、外壁塗装・リフォーム・印刷・求人の語とページは除外した。地域名を含まない語(=ほぼ店名での検索)は383語・のべ17,042回で、そのうち口コミ・評判・レビューを含むものが19.1%、メニューが15.5%、写真が7.4%、子連れ・ペットが0.2%、語が店名だけのものが57.8%。なお駐車場・営業時間・予約・場所はいずれも0.0%だが、これは当社の記事がそれらの語で上位に出ていないためで、需要が無いことを示す数字ではない ↩︎
  3. 国税庁 タックスアンサー No.6902「総額表示」の義務付け[令和7年4月1日現在法令等]/「総額表示義務とは、事業者が消費者に対してあらかじめ価格を表示する場合に、消費税額(地方消費税額を含む。)を含めた価格(税込価格)を表示することを義務付けるものです」「総額表示の義務付けは、事業者が消費者に対してあらかじめ表示する価格が対象となります。したがって、価格を表示していない場合にまで、税込価格の表示を義務付けるものではありません」と記載(2026年8月14日確認) ↩︎
  4. 同じくチバっす(chibassu.com)のGoogle Search Console、2026年5月16日〜8月13日のサイト全体の表示回数32,867回の内訳。スマートフォン26,764回(81.4%)、パソコン5,726回(17.4%)、タブレット377回(1.1%) ↩︎