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飲食店の平日集客!検索は減っていないので行きたくなる理由を作る!

飲食店の平日集客は「知られていない」ではありません、と書かれたアイキャッチ画像。当社メディアの検索データを91日ぶん測った結果として、1日あたりの表示回数の中央値を曜日別の棒グラフで示している。月75、火55、水63、木74、金75、土116、日107。

【運営元より】
本記事は、千葉県佐倉市でホームページ制作・Web顧問を手がけるSHUMAN合同会社が制作・運営しています。
この記事には、当社が運営する千葉のお店紹介メディアで91日ぶん測った検索データを載せています。
上位7本を読みましたが、平日に本当に検索が減っているのかを数字で見た記事は1本もありませんでした

嶋津文仁

SHUMAN合同会社 代表。Webマーケ実務10年以上。最難関分野(YMYL)で検索上位を実務担当、自社メディアでオーラルケア1位、月間100万PVメディアを運営。千葉のローカルビジネスを丸ごと伴走支援。

平日の店内が静かだと、気持ちが落ちます。

「まだ知られていないからだ」と考えて、発信を増やす店が多いです。

ただ、当社が91日ぶん測ったところ、平日も検索はされていました

減っているのは検索ではなく、来る理由のほうでした。

飲食店の平日集客は「知られていない」ではありません、と書かれたアイキャッチ画像。当社メディアの検索データを91日ぶん測った結果として、1日あたりの表示回数の中央値を曜日別の棒グラフで示している。月75、火55、水63、木74、金75、土116、日107。

結論:飲食店の平日集客は来る理由を作る話

先に結論を書きます。

  • 平日も検索されている
    → 土日の約7割です。ゼロではありません
  • 平日どうしの差は小さい
    → 月曜も木曜も金曜もほとんど同じでした
  • 足りないのは理由
    → 調べてはいるが、今日行く理由が無い状態です
  • 値引きでは作らない
    → 安いから来た人は、安くなくなると来ません
  • 平日にしか無い良さを出す
    → 待たない、広く使える、話ができる

順番はこれだけです。

まず数字を見て、そのあとで手を打ちます。

飲食のことは平日どれくらい検索されているか

飲食に関する検索が曜日でどう違うかを示した棒グラフ。当社運営メディアの91日間・飲食関連の検索のみで、1日あたりの表示回数の中央値は月75、火55、水63、木74、金75、土116、日107。平日74に対し土日109で、土日は平日の1.5倍。平日どうしの差はほとんどない。
当社メディアで91日ぶん数えた結果です

当社は千葉のお店を紹介するメディアを運営しています。

そこに届いた検索を、飲食に関するものだけ取り出して91日ぶん数えました

曜日1日あたりの表示回数(中央値)土曜との比
7565%
5547%
6354%
7464%
7565%
116100%
10792%

※2026年5月11日〜8月9日の91日(13週)。飲食関連の検索語のみ、表示合計9,601回。これは当社メディアが検索結果に表示された回数であり、来店した人数ではありません。

平日の中央値は74、土日の中央値は109でした1

土日は平日の約1.5倍です。差はあります。

ただ、平日がゼロなわけではありません。

土日の約7割は調べられています。

そして、平日どうしの差はほとんどありませんでした。

月曜75、木曜74、金曜75。

火曜と水曜がやや低いですが、大きな差ではありません。

<span class="fz-12px"><strong>SHUMAN代表<br>嶋津</strong></span>
SHUMAN代表
嶋津

「水曜が暇なのは、水曜に誰も外食を考えていないからだ」と思っていました。

測ってみると、調べている人の数は月曜や木曜とほとんど同じでした。

平均で見ると答えを間違えます

同じ金曜13回分のデータを平均と中央値で比べた図。平均で見ると161回で7曜日の中で最多に見えるが、中央値で見ると75回で月曜75・木曜74と変わらない。1日だけ1,084回という日があったため平均が引っぱられていたことを示している。
自分の集計を疑ったほうがいいところです

この数字を出すとき、当社は最初に間違えました。

平均で集計すると、金曜が161回で最多になったのです。

「やはり金曜は週末前で調べられている」と、いったんは納得しかけました。

ところが中身を見ると、金曜のうち1日だけ1,084回という日がありました。

他の12回の金曜は35回から172回です。

平均は、この1日に引っぱられていました。

中央値で見ると金曜は75回。

月曜の75回、木曜の74回と変わりません。

自分の店の数字を見るときも、同じことが起きます。

  • 1日だけ跳ねた日を外す
    → 団体が入った日、テレビに出た日は別に置きます
  • 平均より真ん中の値を見る
    → 13週ぶん並べて、真ん中の日を見ます
  • 週の数をそろえる
    → 月曜が13回、火曜が12回だと比べられません

この見方をしないと、打つ手を間違えます。

平日に来ない本当の理由

検索されているのに来ない。

ここから分かることは1つです。

お店を探してはいるが、今日そこへ行く理由が立たないということです。

  • 時間が無い
    → 平日は仕事と家のことで、外に出る時間が短いです
  • お金を使う日ではない
    → 外食は週末のもの、という気持ちがあります
  • 疲れている
    → 出かける元気が残っていません
  • いつでも行けると思っている
    → 急がないので、後回しになります

4つ目が一番大きいです。

土日は「今日しか休みがない」ので動きます。

平日は急ぐ理由がありません。

つまり、平日は今日でなければいけない理由を作る話になります。

平日を値引きで埋めない理由

飲食店の平日集客で、値引きで埋める場合と来る理由を作る場合を2列で比べた図。値引きはもともと来ていた人にも配る、1人あたりの売上が下がる、やめると客足も戻るなど。理由を作るほうは平日限定のサイドメニュー、待たずに座れる、席をゆったり使える、話ができる静かさなど。
当社は左をおすすめしていません

平日限定クーポン、平日限定の割引。

よく見かける手です。

店の戦略にもよりますが、当社は基本的におすすめしていません。

  • もともと来ていた人にも配ることになる
    → 平日に来ていた常連の売上が下がります
  • 1人あたりの売上が下がる
    → 席が埋まっても、売上が増えないことがあります
  • やめると客足も戻る
    → 値引きで来た人は、値引きが無くなると来ません
  • 隣の店と値段で比べられる
    → 値段で選ばれた店は、値段で捨てられます

空席は在庫と同じ、という考え方もあります。

埋まらなければ0円なので、安くしても埋めたほうがいい、という理屈です。

これは間違いではありません。

ただ、飲食店の場合は席を埋めると原価と人手もかかります。

空席は在庫と違って、埋めるとお金が出ていきます。

ここが飛行機やホテルとの違いです。

そのため、値段を下げるより、価値を上げるほうを先にしてください。

平日にしか出せない3つの価値

飲食店が平日にしか出せない価値を3つ並べた図。待たない(並ばずに入れて料理も早く出る)、広く使える(隣との間が空き荷物も置ける)、話ができる(店の人と話す時間が取れる)。この3つは値引きしても土日には作れない。
土日には物理的に作れないものです

平日には、土日に出せないものがあります。

  • 待たない
    → 並ばずに入れて、料理も早く出ます
  • 広く使える
    → 隣との間が空き、荷物も置けます
  • 話ができる
    → 店の人と話す時間が取れます

この3つは、値引きしても土日には作れません。

土日は席の回転を優先せざるを得ないからです。

そして、常連になるきっかけは3つ目で生まれます。

店の人と一度話した客は、次に来る確率が変わります。

それができるのは平日だけです。

案内文に書くのは、安さではなくこちらです。

  • 「平日は並ばずに入れます」
    → 待ち時間が嫌な人に届きます
  • 「平日は席をゆったり使えます」
    → 荷物が多い人、長く話したい人に届きます
  • 「平日は静かです」
    → 1人で来たい人、本を読みたい人に届きます

平日限定のサイドメニューという手

値段を下げずに理由を作る方法として、平日にしか出さない一品があります。

値引きではなく、足すほうです。

  • 平日だけの小鉢
    → 原価が低く、仕込みが読めるものにします
  • 平日だけのデザート
    → 1品足すだけで、平日の理由になります
  • 平日だけの量
    → 同じ値段で少し多い、という形もあります
  • 曜日で変える
    → 水曜はこれ、木曜はこれ。来る日を選ぶ理由になります

大事なのは、原価より仕込みの手間で選ぶことです。

平日は人手を減らしていることが多いので、手間のかかる一品を足すと現場が回りません。

そして、始めたら必ず書いて出してください。

店内の貼り紙だけでは、来ていない人には届きません。

平日にしか無い良さは、書いて置いておかないと誰にも伝わりません

千葉県内の飲食店限定
MISEGAMAE のアイキャッチ。飲食店のホームページ制作を77,000円(税込・買い切り)で行うこと、千葉県内のお店限定であることが書かれ、右側にデモサイトとして制作した架空のカフェのスマートフォン画面が並んでいる

千葉県内の飲食店に限っては、当社が7〜8ページのホームページを77,000円(税込・買い切り)で制作しています。月額はかかりません。
MISEGAMAE(飲食店向けホームページ制作)

平日に動ける人から考える

平日に動ける人を5つに分けた表。近くで働く人は昼の時間が決まっているので早く出る一品や持ち帰り、家にいる人は昼過ぎが空いているのでゆっくりできる時間帯の案内、学生は夕方が空いているので量が多い平日限定の一品、ひとりの客はカウンター、年配の方は静かな時間帯と分かりやすい品書き。
店の周りにどれがいるかで、打つ手が変わります

平日に外に出られる人は、土日と違います。

誰が空いている時間用意するもの
近くで働く人昼の決まった時間早く出る一品、持ち帰り
家にいる人昼過ぎゆっくりできる時間帯の案内
学生夕方量が多い平日限定の一品
ひとりの客いつでもカウンター、1人向けの席
年配の方昼のほう静かな時間帯、分かりやすい品書き

全部に手を出さないでください。

店の周りに誰がいるかで、効く相手は1つか2つに決まります。

調べ方は簡単です。店の半径500メートルを、平日の昼に歩いてください。

勤め先が多いのか、住宅なのか、学校があるのか。

歩けば分かります。

立地が弱いと感じている場合は立地が悪い飲食店の集客もあわせてどうぞ。

平日の営業時間を見直す

平日の集客で、意外と大きいのが営業時間です。

  • 昼と夜の間を閉めているか
    → 閉めているなら、その時間は検索しても入れません
  • ランチの終わりが早すぎないか
    → 13時半で閉めると、遅い昼の人を逃します
  • 平日だけ違う時間になっていないか
    → それがGoogleに反映されているかを見てください
  • 急な休みを入れているか
    → 入れていないと、行って閉まっていた人が離れます

Googleのヘルプには「提供しているサービスによって提供時間が異なる場合は、[詳しい営業時間]を設定します」と書かれています2

昼だけ、持ち帰りだけ、という時間があるなら、ここで分けて書けます。

急な休みや短縮は、通常の営業時間を書き換えずに特別営業時間で設定できます。

連続して最長6日間までです3

ここが空欄の店は多いです。

平日の昼だけやっているなら、そう書いておかないと伝わりません。

設定の手順は飲食店のグーグルマップ登録に書きました。

平日の案内をどこに出すか

平日の一品を始めても、店内の貼り紙だけでは来ていない人に届きません。

出す場所届く相手向いている中身
Googleの店舗情報店名で調べた人営業時間、平日の写真、最新の投稿
自分のページ料理や場所を調べている人平日のメニュー、時間帯、席の様子
LINE一度来た人今週の平日の一品、空いている日
SNS見つけてくれる人その日の様子。流れて消える前提で
店頭前を通る人今日出しているもの

上から順に手を付けてください。

店名で調べた人が最初に見るのはGoogleの店舗情報で、ここが一番安く直せます。

LINEの使い方は飲食店のLINE公式にまとめました。

手段ごとの費用は飲食店の集客方法で値段順に並べています。

平日の写真を撮っておく

これは、ほとんどの店がやっていません。

店の写真が、混んでいるときのものだけになっていないでしょうか。

  • 空いている店内を撮る
    → 平日の良さは、この1枚で伝わります
  • 1人で座っている席を撮る
    → 1人で入っていい店だと分かります
  • 窓際や奥の席を撮る
    → 土日は座れない席です
  • 時間帯が分かるように撮る
    → 昼の光が入っている写真は、昼の案内になります

混んでいる写真は、平日に来てほしい人を遠ざけます。

待つのが嫌な人は、行列の写真を見ると候補から外します。

両方を置いて、選べるようにしてください。

平日をどこまで埋めれば意味があるか

平日を埋めることに、どこまで手をかけるべきか。

先に、いくら増えれば元が取れるかを決めてください。

  • 1日に何人増えればいいか
    → 客単価で割ると、必要な人数が出ます
  • その人数は席の何割か
    → 3割なら現実的、8割なら別の手が必要です
  • 人を増やさずに回るか
    → 人を増やすと、増えた売上が消えます
  • 仕込みが増えないか
    → 平日限定の一品は、ここで判断します

平日を土日と同じにする必要はありません。

土日の7割まで戻れば十分、という店が多いです。

目標を高く置きすぎると続きません。

そして、埋まらない日は思い切って閉めるのも手です。

人件費と光熱費を止めたほうが、売上を追うより残ることがあります。

何を見て効いたと判断するか

平日の打ち手は、効いたかどうかが分かりにくいです。

見るものどこで分かるか見方
曜日ごとの客数レジの記録平均でなく13週ぶんの真ん中を見ます
曜日ごとの売上同じ客数が増えて売上が減っていたら、値引きが効きすぎです
店名で調べられた回数Googleの管理画面増えていれば、知られてはいます
道順が押された回数同じ押されているのに来ていないなら、たどり着けていません
どこで知ったか会計時の一言効いている入口が分かります

最低でも4週間は続けてから判断してください。

1週間では、天気だけで結果が変わります。

平日の一品を出すたびにチラシを刷るより、1つのページを書き換えるほうが早く安く済みます

平日の集客でやってはいけないこと

  • 全部の曜日に別々の企画を作る
    → 続きません。まず1曜日だけにします
  • 値引きから始める
    → 一度下げた値段は戻しにくいです
  • SNSの投稿を増やすだけで終える
    → 見ているのは、すでに知っている人です
  • 1週間で判断する
    → 天気と祝日で数字は動きます
  • 店内の貼り紙だけで告知する
    → 来ていない人には届きません
  • 混んでいる写真だけを出す
    → 待つのが嫌な人を遠ざけます

1つ目が一番多い失敗です。

月曜はこれ、火曜はこれと決めると、仕込みが増えて現場が止まります。

平日のランチをどう扱うか

平日に動ける人の多くは、昼に動きます。

ただ、ランチは利益が出にくい時間帯です。

  • 値段を上げにくい
    → 周りの店と比べられるので、上限が決まってしまいます
  • 回転で稼ぐことになる
    → 席が少ない店ほど、上限が低くなります
  • 人手がかかる
    → 短い時間に集中するので、人を減らせません

それでもランチをやる意味は、夜につながることです。

昼に来た人が、夜も同じ店だと知る。

ここが本当の狙いです。

  • 会計時に夜の品書きを渡す
    → 1枚で足ります
  • 昼の席に夜の写真を置く
    → 同じ店とは思われていないことが多いです
  • 昼と夜で値段の幅を見せる
    → 夜は高いと思われて避けられていることがあります

ランチ単体で黒字を目指すと、量を減らすか値段を上げるしかなくなります。

昼を入口として見ると、判断が変わります。

平日の予約は取り方が違う

土日の予約は、前もって入ります。

平日は、その日の夕方に決まります。

  • 当日でも受けられるようにする
    → 前日までしか受けない設定は、平日には合いません
  • 電話に出られる時間を書く
    → 仕込み中で出られない時間があるなら、先に書いておきます
  • 人数の少ない予約も受ける
    → 平日は1人と2人が中心です
  • 席の指定に応える
    → 空いているので、希望を通しやすい時間帯です

「平日は予約なしでも入れます」と書いておくのも、立派な案内です。

予約が要る店だと思われて、避けられていることがあります。

平日の人の配置をどうするか

ここには、逃げられない矛盾があります。

平日の価値は「話ができること」なのに、平日は人を減らしているという矛盾です。

  • 減らす人数を1人にとどめる
    → 2人減らすと、話す余裕まで消えます
  • 調理と接客を分けない
    → 平日は1人が両方を見るほうが、会話が生まれます
  • 仕込みの時間を前に寄せる
    → 営業中に仕込むと、客と話す時間が無くなります
  • 空いた時間を掃除で埋めない
    → 人がいるのに話しかけられない状態になります

平日に人を減らしすぎると、平日にしか出せない価値まで一緒に消えます。

ここは、売上だけを見て決めないでください。

平日の打ち手を4週間で試す手順

いきなり全部やらないでください。

1曜日だけ選んで、4週間試します。

やること見るもの
準備曜日を1つ決め、平日限定の一品を決める仕込みが増えないかを先に確認します
1週目Googleの投稿と店内の告知を出す何も変わらなくて普通です
2週目会計時に一言添える常連が先に反応します
3週目空いている席の写真を出すはじめての人が増え始めます
4週目続けるか変えるかを決める4週の真ん中の値で判断します

1週目で結果が出ないのは当たり前です。

知られるまでに時間がかかります。

4週間は変えずに続けてください。

4週やって動かなければ、相手が違うか、理由が弱いかのどちらかです。

値段を下げる前に、この2つを疑ってください。

埋めるより減らすという考え方

平日を埋めることばかり考えると、見落とすところがあります。

平日は、出ていくお金を減らすほうが早いことがあります。

  • 仕入れを曜日で変える
    → 平日と土日で同じ量を仕入れていないか確認します
  • 捨てている量を数える
    → 1週間だけ記録すると、金額が見えます
  • 品数を平日だけ減らす
    → 出ない品を平日は出さない、という手もあります
  • 営業時間を短くする
    → 人件費と光熱費が止まります

売上を1万円増やすのと、経費を1万円減らすのでは、残るお金は後者のほうが大きいです。

売上には原価と人手がかかりますが、減らした経費はそのまま残ります。

昼と夜のあいだの時間をどうするか

平日の悩みで、もう1つ大きいのが昼と夜のあいだです。

14時から17時。ここは、埋めるか閉めるかを先に決めてください。

やり方向いている店気をつけること
閉める人手が少ない店Googleの営業時間に反映します。空欄だと来てしまいます
仕込みに使う夜が主力の店扉を閉めるので、外から閉店に見えないようにします
飲み物だけ出す席に余裕がある店料理を出さないぶん、人手が要りません
持ち帰りだけ受ける近くに勤め先がある店受け取り時間を決めておきます

一番もったいないのは、開けているのに知られていない状態です。

Googleの営業時間が「11時から22時」になっていれば、15時に来た人は入れると思っています。

閉めるなら閉めると書き、開けるなら何が出せるかを書いてください。

平日が埋まっている店に共通すること

平日でも席が埋まっている店には、似たところがあります。

  • 平日に来る理由が1つ決まっている
    → 曜日ごとに違うことをやっていません
  • その理由が外から見える
    → 店に入らなくても、通りから分かります
  • 店の人が客の顔を覚えている
    → 平日の来店は、人につくことが多いです
  • 1人でも入りやすい
    → 平日に動けるのは、1人の客が多いためです
  • いつ行っても開いている
    → 平日に不定休があると、候補から外れます

最後の1つは見落とされがちです。

「平日は不定休」の店は、行こうと思ったときに調べる手間がかかります。

その手間で、別の店になります。

休む曜日を決めて、それをGoogleにも書いてください。

飲食店の平日集客についてよくある質問

Q
平日と土日で、そもそも何倍くらい違うものですか。
A

当社が91日ぶん測ったところ、土日は平日の約1.5倍でした。

1日あたりの表示回数の中央値で、平日74に対して土日109です。

ただしこれは検索された回数で、来店した人数ではありません1

Q
平日の中で、一番弱い曜日はどこですか。
A

当社のデータでは火曜と水曜がやや低い結果でしたが、月曜・木曜・金曜との差は大きくありませんでした。

「金曜は週末前なので多いはず」は、中央値で見ると当てはまりませんでした。

自分の店の記録で、13週ぶん並べて確かめてください。

Q
平日限定のクーポンは出さないほうがいいですか。
A

店の戦略にもよりますが、当社は値引きから始めることをおすすめしていません

もともと平日に来ていた人にも配ることになり、1人あたりの売上が下がるためです。

先に、平日限定の一品を足すほうを試してください。

Q
ランチをやっていない店でも、平日の集客はできますか。
A

できます。ただし、誰が平日の夜に動けるかを先に考えてください。

近くに勤め先が多い店なら、仕事帰りの時間に短く飲める形が向いています。

住宅が多い店なら、早い時間の家族連れのほうが動きます。

Q
平日だけ営業時間を短くしてもいいですか。
A

問題ありません。ただし、その時間をGoogleに反映してください。

反映していないと、閉まっている時間に来た人が離れます。

Googleのヘルプでは、提供するサービスで時間が違う場合に[詳しい営業時間]を設定するよう案内されています2

Q
何か月くらいで結果が出ますか。
A

打ち手そのものは、4週間続けてから判断してください

1週間では天気と祝日で数字が動きます。

検索から来る流れを作る場合は、もう少し時間がかかります。

Q
口コミは平日の集客に関係ありますか。
A

関係します。「平日は空いていた」と書かれた口コミは、そのまま平日の案内になります。

返信でその点に触れると、読んだ人に伝わります。

書き方は飲食店の口コミ返信の例文にまとめました。

まとめ:飲食店の平日集客は理由を作る話

  • 平日も検索はされている
    → 土日の約7割です。知られていないのが原因ではありません
  • 平日どうしの差は小さい
    → 曜日で特別なところはほとんどありませんでした
  • 平均でなく真ん中の値を見る
    → 1日跳ねた日に引っぱられます
  • 値引きから始めない
    → 戦略にもよりますが、当社はおすすめしません
  • 平日限定の一品を足す
    → 値段を下げずに理由が作れます
  • 平日にしか無い良さを書く
    → 待たない、広く使える、話ができる
  • 空いている写真を置く
    → 混んだ写真だけだと、平日の客を遠ざけます
  • 4週間は続けて判断する
    → 1週間では天気で変わります

平日の店内が静かなのは、知られていないからではありません。

今日でなければいけない理由が、まだ1つも無いだけです。

メニューの作り方は飲食店のメニュー表の作り方にまとめました。

出典・参考文献

  1. Google Search Console(当社運営メディア チバっす)/2026年5月11日〜8月9日の91日(13週)・日付別データ。飲食関連の検索語(カフェ・ランチ・居酒屋・テイクアウト・モーニング・ディナー・定食など)のみを抽出、表示合計9,601回。1日あたりの表示回数の中央値は月75・火55・水63・木74・金75・土116・日107。平日の中央値74、土日の中央値109。なお金曜は1日だけ1,084回の日があり(他12回の金曜は35〜172回)、平均で見ると161回となって最多に見えるため、ここでは中央値を使用(2026年8月12日取得) ↩︎
  2. Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールを編集する」/「主な営業時間を設定したり、閉業マークを付けたりすることで、いつ営業しているかを顧客に伝えることができます」「提供しているサービスによって提供時間が異なる場合は、[詳しい営業時間]を設定します」(2026年8月12日確認) ↩︎
  3. Google ビジネス プロフィール ヘルプ「特別営業時間を設定する方法」/「特別イベントなどで一時的に営業時間が変わる場合、特別営業時間を設定すれば通常の営業時間を変更する必要はありません」「一時的な営業時間の変更や、連続して最長 6 日間の休業の場合に設定します」(2026年8月12日確認) ↩︎